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哲学の現在―生きること考えること (岩波新書)

哲学の現在―生きること考えること (岩波新書)

哲学の現在―生きること考えること (岩波新書)

作家
中村雄二郎
出版社
岩波書店
発売日
1977-05-20
ISBN
9784004200024
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哲学の現在―生きること考えること (岩波新書) / 感想・レビュー

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mm

色々よく分かってスッキリした気がするけど、このスッキリ感は曲者。お片付けの仕方指南DVDを見てよく分かったと思っても、あるいは料理番組で鮮やかにレモンスフレが出来ても、身に付かないのと同じ現象のような気がする。間をおいてまず、再読必要。そして、必要に迫られた時にまた読めれば良いんだけど。小学生の時、理科の実験カッコいいと思ったのは、私の人格とは無関係に結果が得られる事が嬉しかったのかもしれないと、感傷的な事も思い出しました。

2017/08/13

うえ

「社会のなかで私たちを互いに交わらせ、結びつけているもの、その原理になっているのは…「必要」あるいは現実的な「欲求」である…人と人とのこのような結びつき方が歴史上ではっきりと理論化してとらえられたのは、ヨーロッパの近代自然法の考え方によってである…自己保存や自己拡張の欲求を人々がつよくもった「自然状態」を想定した上で、彼らの間のそのような欲求の衝突を合理的に調整するものであった。とくにホッブズでは、その「自然状態」は…誰ももはや自分の身を守ることのできない、全体として自己破壊的な場としてとらえられた」

2015/12/23

ビタミンちゃん

これは一体、なんという名著だろうか!この本は従来の硬く難解な哲学書ではない、著者”中村雄二郎氏”の、彼の言葉で書かれた、極めて明快な哲学書である!あとがきを読むとなるほど、彼の本書で目指した意図が解りやすく書かれていた。難しい引用は殆ど全く無く、誰にでもわかりやすく、それでいて深い叡智を含んでいる。その内容はどれも上質で、これは他の読者にも自信を持って推薦できる。折に触れて再読する日も、近いだろう。

2010/12/05

qwel21

引用や術語をあまり使わず、考えることについて考えてみる。中村さんがあらためてテツガクしている様子が見えてきます。

2010/05/20

murumy

ある程度の哲学の基礎がないと語彙的に厳しい章もあるのは確かである。しかしこの本は哲学初学者に対し多くの問題を提起してくれると共に、基本的な考え方を分かりやすく解き明かしてくれる。この本を礎にして自分がもっと知りたい内容を深めていく手がかりになるような本である。個人的には「Ⅳさまざまな知」の章に於いて非常に有用な知見を得ると共にさらに学びたいという意欲が湧いてきた。哲学を学んだことはないけれども、興味を持つ読書人にはかっこうの一冊といえるのではないだろうか。

2011/01/20

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