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フォト・ジャーナリストの眼 (岩波新書)

フォト・ジャーナリストの眼 (岩波新書)

フォト・ジャーナリストの眼 (岩波新書)

作家
長倉洋海
出版社
岩波書店
発売日
1992-04-20
ISBN
9784004302230
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フォト・ジャーナリストの眼 (岩波新書) / 感想・レビュー

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Susumu Tokushige

当初は戦場カメラマンとして戦闘写真を撮影していた。しかし現地の人々と触れ合い、そこに住む人々を撮るようになった。「右眼でファインダーを、左眼でそこには映らない世界を」。被写体ではなく人間を撮った。フィリピンのスラム街で、日本に出稼ぎに行く人の話を聞き、彼らが日本でどう生活しているかを知るために、日本のドヤ街でフィリピン人に成りすまし潜入。そこで様々な差別に合った。世界を見たからこそ、日本の問題も見えてくる。人間とは何か、生きるとは何か、世界とは何か…を感じさせられる。写真から受ける魂に圧倒。凄まじい書籍。

2019/07/21

iiiともろー

この方の勇気に感服。そして金満日本。

2016/10/12

KJ

写真とは、一瞬で一枚に「時代」を切り取る。そこには時に残酷なまでに時代のリアルが映し出される。確かに「シャッターを押す」という行為は、一瞬の行為かも知れない。ただその瞬間に至るまでに、その動作の裏側にどれだけの思いが込められているか。ミクロの視点だけではなく、マクロの視点を持つ事で生まれる写真の分厚さ。カメラを向ける相手を単なる被写体としてではなく、一人一人尊厳のある人間として捉える。人々に寄り添い敬意を持って接する事で映し出される豊かな表情。独自の「眼」があって初めて本当の人間を映す事が出来るのだろう。

2014/07/13

sasha

アフガニスタンの英雄であり、私の英雄のひとりでもあるマスードを知ったのは長倉氏の写真でだったんだよな。20年以上前に書かれた本書は再読。今読んでも内容は色褪せない。持たざる者でも心は豊かであったりね。世界から見捨てられたパレスチナのレポートはガツンと頭を殴れたよう。これは最初に読んだ時もそうだったのだよね。人間を、命を、世界を、その一瞬を切り取って「フォト・ジャーナリストの眼」で世界中に知らしめる。日々のニュースにはならないけれど、どんな時代でも世界のいろんな地域でその日その日を精一杯生きている人がいる。

2016/05/12

monashi

今日のニュースと大して変わらない内容に20年以上の前の本だとは思えなかったし、この20年間紛争地域と格差は固定されていると感じた

2014/08/07

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