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日本語の起源 新版 (岩波新書)

日本語の起源 新版 (岩波新書)

日本語の起源 新版 (岩波新書)

作家
大野晋
出版社
岩波書店
発売日
1994-06-20
ISBN
9784004303404
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日本語の起源 新版 (岩波新書) / 感想・レビュー

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tama

図書館本 友人の「日本語手話と日本手話」の話から原日本語に興味が広がり。本は面白かった。気になってY染色体ハブロGの内容を確認した。そしたらこの方の理論は染色体の事実と二つの意味で合わないのが分かった。①欧州系でインド南端でもまあまあ見つかるR種は日本含む東アジアではゼロ。日本・朝鮮・東南アジアで非常に多いO種は、インド南端ではゼロ。②日本固有のD1bは5万年前に日本に来たインド南端ではない染色体の連中で縄文後期ではない。この本の執筆時、ミトコンドリア・イブもY染色体アダムもまだだったから仕方ない。

2015/11/12

takeapple

日本語タミル語起源説をわかりやすく解説。批判が多いタミル語起源説だが、それなりの説得力もある。特に交易に来ていたピジン語の影響はあるのではないだろうか。大野さんの学問への姿勢や辞書もとっても好きだ。

2012/03/22

isao_key

国語学者大野晋先生の日本語の起源をめぐる著名な書。新版では、日本語とタミル語の類似点を挙げ、タミル語が日本に影響を与えたと仮説を立てる。学説では批判が多いようで、批判点として、抽出した単語が無作為ではなく、日本語と対応している単語のみ集めているなど。ただし本書を読むと、とても誠実かつ丁寧に説明している。漢字が日本語に果たした重要な役割について、漢字を媒体として日本に仏教と儒教を導入したことを挙げる。日本の仏教はすべて輸入された漢字の経典(漢籍)の読誦を通して学習された。儒教は思想と倫理の骨組みをに与えた。

2017/02/21

さきん

タミル語との単語の類似性の高さに驚いた。日本人の中にも彫りが深い顔つきの人を見かけるが、南方から渡ってきたかもしれない。

2015/07/08

とんこつ

漢字が日本に流入するよりも遥か昔の日本ではどのような言葉が話されていたのか。本書は原始日本語の起源が遠く7000キロ先にある南インドのタミル語にあるという大胆な自説を提唱する。基礎語の対応、生活様式、精神生活に係る言葉の対応などを多角的に検証し、日本は南インドから言語的影響ならびに稲作や金属器、機織などの文明を輸入したのではないかと結論づける。地政学的な条件を鑑みて、古代から日本には中国大陸、オーストロネシアの黒潮文明、そして南インドからのマリンルートなどの影響があったことは大いに考えられるだろうと思う。

2018/06/25

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