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やさしさの精神病理 (岩波新書)

やさしさの精神病理 (岩波新書)

やさしさの精神病理 (岩波新書)

作家
大平健
出版社
岩波書店
発売日
1995-09-20
ISBN
9784004304098
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やさしさの精神病理 (岩波新書) / 感想・レビュー

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KAZOO

大平先生が書いてきた精神病理というと難しく思われるかもしれませんが心に悩みのある人々への相談についてのいくつかの本の最終的なまとめの本となっています。確かにここにはいくつもの例が掲載されていますが、このような先生が相談に乗ってくれたら悩む人も少なくなるのではないかと思われます。まあそのような例しか載せていないのではないかと言われればそれまでですが、読んでいてたしかにやさしい視線での対応を感じました。

2015/12/05

パフちゃん@かのん変更

1995年の本なのでポケベルなんていう懐かしいアイテムも出てきましたが、新しい「やさしさ」については違和感なく読めました。しかし、著者は精神科医なのに、来る患者がちまたの人生相談っぽいのばかりで不思議です。明らかに分裂病(今では統合失調症)の患者が一人だけいましたが、あとは本当に人生相談。20年前の精神科ってそんなに敷居が低かったか?要するに、身近な人には心配を掛けたくない「やさしさ」ということですね。やさしい=心が弱い・・・という感じがする。結婚したくない症候群はこのころから増えてきたのかもしれない。

2014/11/05

テツ

「やさしいひと」と言われたときに想像されるぼんやりとした姿ってきっと時代によって変わるんだろう。ホットな優しさとウォームな優しさ。べったり密着する優しさと、過度に立ち入らない優しさ。どれが正解だという話ではなく、その時代の不特定多数の人間に一番求められる優しさの形を体現すればいいという話でもない。他人や社会の評価とは関係なく、僕自身が素晴らしいと思えるような優しい人間の形に到達するように生きていきたいなと思う。

2019/04/10

扉のこちら側

初読。2014年808冊め。約20年前の本だが、新しいやさしさというものに、あるある感を覚える。つかず離れず、それでも人に触れていたい気持ち。

2014/09/28

たりらりらん

著者によると「優しさ」というものには、2種類ある。一つは、人の心に寄り添い、共感するタイプの「優しさ」。もう一つは、人の心を傷つけまいとする“優しさ”。そこには自分も傷つきたくないとする“優しさ”も含まれている。1995年に出版されたのだが、今はこの時よりも“優しさ”の方が広がっているように感じる。特に、私は実感として、熱い気持ちをもった「優しさ」というものがわかりにくくなっている世代なのだな、ということも感じた。いろんな方が批評しているように、「傷」というものに敏感になった現代というのが感じられる。

2011/01/23

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