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愛すべき名歌たち (岩波新書)

愛すべき名歌たち (岩波新書)

愛すべき名歌たち (岩波新書)

作家
阿久悠
出版社
岩波書店
発売日
1999-07-19
ISBN
9784004306252
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愛すべき名歌たち (岩波新書) / 感想・レビュー

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KAZOO

なぜこのような本が絶版になってしまっているのでしょうか?作者かあるいはご遺族の意向なのでしょうか?私にはいい本でぜひ復刊してほしいと思いました。阿久さんのご自分の生涯と昭和のその時々の歌を昭和15年の「湖畔の宿」から平成元年の「川の流れのように」まで思い入れたっぷりに語ってくれています。私もすべての歌を知っているので当時をなつかしく思い出しました。

2018/05/15

新地学@児童書病発動中

歌謡曲で昭和を振り返るという趣向が素晴らしい。戦争で焼け野原になった日本が高度経済成長を経て、経済大国になっていく過程が歌を通して実感できる。昭和の影の部分も描かれおり、人々のやるせない思いを歌謡曲が受け止めていたこともあったようだ。例えば昭和45年の「圭子の夢は夜ひらく」など。昭和50年の「およげ!たいやきくん」が一番懐かしかった。普通に楽しく歌っていたが、この歌にはサラリーマンの哀感がこめられていたそうだ。

2015/01/16

Susumu Tokushige

作詞家の著者が影響を受けた歌謡曲について、時代的・自伝的背景を交えて解説。昭和という時代を学ぶにも良書。美空ひばりを「敗戦の焦土が誕生させた突然変異の生命体で、しかも人を救う使命を帯びていた」と形容し『ファンタジー』と断定する解説は、後世に残る彼女の伝説的物語の真実味を表す。遺作である『川の流れのように』が平成になり間もなく発売されたが、著者は「昭和の終わりに」としか思えないと説く。それほど戦後と美空ひばりは一体化していた。「昭和を送る歌なのか、昭和に贈る歌なのか」との提示に、昭和という時代をふと考える。

2020/02/11

ゆっち

作詞家 阿久悠氏の数ある本の中の一つだが、これを読むと昭和に流行した文化的な背景もわかり、その頃流行ったものによって、恋の歌がどう生まれてきたかがわかった。また自身の作品だけでなく、昭和中期の流行歌についても阿久氏の個人的な見解が書かれており、当時を知る人の一意見を知ることもできた。作詞した岩崎宏美さんの「思秋期」は阿久さん自身も気に入っていたそうだが、レコーディングの時のエピソードは興味深かった。

2014/07/20

Sakae Nakato

昭和の名曲にまつわるエッセイ。沢田研二の「時の過ぎゆくままに」がいつも流れていたのは15歳の頃。「堕ちる」という「おちる」を初めて知って、男と女が堕ちて行く世界におびえたりした。「ジョニィへの伝言」が流行った時は高校生だった。

2014/03/16

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