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阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書)

阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書)

阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書)

作家
柳田邦男
出版社
岩波書店
発売日
2004-12-21
ISBN
9784004309239
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阪神・淡路大震災10年―新しい市民社会のために (岩波新書) / 感想・レビュー

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JUN PRESS

復興とはどうあるべきか、行政の出来ないことが山ほどあるのが分かった。小生、そうした部分を全く追い切れてなかったことを反省しつつ拝読。 ためになりました!

2018/04/22

KJ

大規模災害は既に潜在していた社会の歪を一気に表面化させる。弱者に対して負荷が集中する事も残酷な現実だ。行政は兎角成果の見え易いハード面の復興を優先する。但し都市が復興しても人間が復興しなければ意味が無い。家は壊れても人は死なないという発想は重要だ。震災は其処で生きる人間に喪失を齎す一方で新たな目覚めも与える。他者に対して優しくなる。新しい働き方や関係性が生まれ社会の変革へと繋がる。餌を待つより魚の釣り方を覚える。被災した人達自らが積極的に復興に関わる。自律した市民の協働による震災民主主義が復興の要だろう。

2021/01/15

犬丸#9

★★★☆☆震災の残した爪痕はあまりに大きい。が、そこから得るものもあったはず。「ボランティア元年」から10年、その間「震源地」の市民生活がどのように変容し、何が生まれたのかを検証する一冊。 ・・・なんだと思うけど、なんでこういう編集になるんだろう?複数の著者が分担して寄稿しているわけだが、何となく統一性がなく、言葉が空回りしている印象があった。 今少しの推敲を望む。

2006/01/17

アルゴン

★★★☆  トルコの村の長老が言った「魚の釣り方」の話は印象に残ったなあ。復興に必要な最たるものはただお金を流し込むことではなくて、被災地の人々が自らやっていける形に持ち込むことなのですね。人間にはコミュニケーションの場・労働の場が重要なんだなあ。

2013/11/24

阪神・淡路大震災のときの仮設住宅は、プレハブ長屋を空き地に並べただけの非人間的もので、さらに入居者を抽選で決定したため、地域の絆が分断され人々は孤立化した。それに対して、台湾やトルコの震災における仮設住宅は、一戸建てや二戸建てを十分な間隔をあけて配置したもので、そこでは人々の生活への配慮がきちんとなされていたのだという。今回の東日本大地震では、台湾やトルコの仮設住宅の思想を参考にし、人々の絆を繋ぎとめておくための仮設住宅の配置計画や設計、そしてソフト面での管理・運営を考慮する必要があるのかもしれない。

2011/04/14

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