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パンデミックとたたかう (岩波新書)

パンデミックとたたかう (岩波新書)

パンデミックとたたかう (岩波新書)

作家
押谷 仁
瀬名秀明
出版社
岩波書店
発売日
2009-11-21
ISBN
9784004312192
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パンデミックとたたかう (岩波新書) / 感想・レビュー

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keroppi

2009年に発刊された新書だが、まるでコロナウィルスの今を読んでいるようだ。「過度に恐れず、しかし適切に恐れて、想像力を働かせて、冷静に対処し、危機を乗り切る」ことが大切だと説く。また、「日本は、トップにリーダーシップはなくても、末端にいる人たちが頑張って、自分たちで考えて何とか乗り切っていくと思うのです。」とも言っている。十年前にも、このようにパンデミックへの警鐘を出していたのになぁ。

2020/09/09

ntahima

2009年4月にメキシコに始まり世界規模で大流行した新型インフルエンザを中心に、パンデミックとは何かを探る対談集。コンパクトで非常に読みやすい。当時ソウルにある小さな塾で日本語を教えていた。近くの英語スクールが休校になったとの噂を聞き、感染したらどうなるのだろうかとビクビクしながら授業を続けたものだ。外国ゆえ情報が余り入らず、今回この本を読んで初めて知ったことも多い。あれだけ大騒ぎしたのに今は皆がすっかり忘れてしまったようだが、これだけ地球が狭くなった昨今、パンデミックはまさに『今そこにある危機』である。

2012/02/03

T2y@

電子書籍版の緊急配信を受けさっそく拝読。 10年前の新型インフル時における提言として書かれているが、現在のコロナ動向を読み解くガイドたる内容。瀬名氏の引き出し力がまた良い。 パンデミックとは、病原菌への対処だけでなく、他者への想像力を働かせる事。 個人主義蔓延る日本に、公衆衛生を優先させる難しさ。 コロナとの戦いが長引くに連れて試される場面は増える。

2020/03/28

フム

感染症が話題の毎日、あふれる情報をどのように受け止めたらいいか戸惑っている。そんな中でベースとなる知識としてとても勉強になった。新型肺炎が話題になり始めた頃から、押谷氏は東北大学のHPで何回かメッセージを出している。専門家としての意見が取り上げられる中で、批判も目にするが、根本的には押谷氏の専門とする公衆衛生学は、人間の集団として何がベストかを考えるものであって、同じ医学でも、医者の持つ経験やスキルとは全く別物だということは肝心なところだと思った。医者は1人1人に対していかに最善をつくすかを考えるが(続)

2020/03/04

はやしま

2009年の新型インフルエンザ感染拡大についての本だが、2020年現在進行しているCOVID-19感染拡大を語っているかのよう。日本、そして世界も(一部の国を除いて)同じこと(過ち)を繰り返しているようで、これまでのパンデミックで何も学べなかったのかと。本書は現在電子版のみ入手可能だが、示唆に富んだ内容であり、改めて学ぶためにも紙での再版を強く望む。それが無理であれば、現在のCOVID-19のパンデミックとその対応について、是非同様の分析を、記録も兼ねてのちの世の人たちのために出版してほしい。

2020/07/24

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