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ヘタウマ文化論 (岩波新書)

ヘタウマ文化論 (岩波新書)

ヘタウマ文化論 (岩波新書)

作家
山藤章二
出版社
岩波書店
発売日
2013-02-21
ISBN
9784004314158
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ヘタウマ文化論 (岩波新書) / 感想・レビュー

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みりあ

NHKの「ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅱ」で”ヘタウマ”という言葉があることを知って興味を持ち、ついに新書へ手を出すに至る。最初ヘタウマって文化があることを知ったとき、自分の好みにピッタリ合うと思って本当に嬉しかった。周りからはあまり賛同されないのをいつも歯痒く思ってた。漫画を選ぶときは絵よりストーリー重視派ということであり、しかも逆に下手な絵に魅力すらも感じていたからだ。この新書だが、勿論漫画メインでやってくれたらもっと嬉しかったが、ヘタウマというジャンルはそれだけに縛られないことがよく分かった。

2016/01/26

最近やっと思春期が来た寺

老いた山藤さんの繰り言めいたエッセイ。かろうじてテーマがあるメモか。後書きは唐突に直筆である。あらゆる人達を論じているが、この本に出て来る一番若い人物は松尾貴史やNHKの渡邉あゆみアナ、笑点の林家たい平である。あれこれ読んで、最終章は東海林さだおがミスターヘタウマだと言う終わり。私は大体江戸っ子の矜持に鼻持ちならないものを感じる性分ではある。唯一コサキンが褒められているのはよかった。

2013/08/13

Koki Miyachi

似顔絵作家として有名な山藤章二の文化論、気が利いたエッセイ。ウマイ・ヘタの二極に対して、むくむくと隆起してきた「オモシロい」という第三極の出現。こうした時代認識からヘタウマ文化論が始まった。話題になるのは、糸井重里、蔦屋重三郎がプロデュースした文化人たち、立川談志、パブロ・ピカソ、古川ロッパ、エノケン、タモリ、南伸坊、伊東四朗、山口瞳、日本文化、日本漫画、東海林さだお などなど。。。「現代の戯れ絵師」の視点を通した文化論は、似顔絵と同じく鋭くユーモアたっぷり。視界広く昭和文化史を見渡せてとても楽しい。

2015/02/02

壱萬弐仟縁冊

極めて読みやすい。短文であるし、字体もいくらか大きめ。落語の「フラ」とは、「おかしみ」(74頁)、つまり、諧謔味? あとがきは、著者の肉筆から成っている(196頁~)。下手の原因は、手抜きと無責任だと評者は実感している。丹精と責任の職人肌を復活しない限り、真の日本再生はないのではないか。

2013/06/05

13km

うまいがあるからヘタウマという亜流も活きるわけで世の中ヘタウマだけになったらヒドくつまらないことになるんだろうなあ。ヘタウマのほうが人情味や愛嬌があるので今の個性を出す欧米化の流れにピッタリなのかもしれない。

2013/06/22

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