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読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ

読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ

読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ

作家
高橋源一郎
鷲田清一
長谷部 恭男
伊藤比呂美
出版社
岩波書店
発売日
2016-11-30
ISBN
9784004316275
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読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ / 感想・レビュー

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KAZOO

高橋源一郎ゼミの学生による、岩波新書を読んだ感想などがかなり収められています。そのゼミに、特別教室として鷲田清一 哲学教室、長谷部恭男 憲法教室、伊藤比呂美 人生相談教室でそれぞれの先生が自分の経験などを語り学生などが質問していきます。また途中には学生による岩波新書の感想が語られていてこのようなゼミであれば楽しいだろうな、という感じがしました。ある意味実験的な新書だという気がします。

2016/12/05

マエダ

タイトルを付けるとき”「読め!」はイヤだ。なんだか、力ずくな感じがするから。「読んでみたら?」もなんとなく押し付けがましい。「読まなきゃダメ!」だと怒られているみたい。「読むべきだよ」も「読んでみれば?」もピンとこない。”岩波新書をつかって勉強している様子を本にするのが本書の狙い。

2018/03/14

抹茶モナカ

明治学院大の高橋ゼミで岩波新書を3冊読み込んで、著者を招いて質問するというゼミの模様が書かれている本。あまりに贅沢なゼミの講義。読んだ新書3冊も面白そうな本で、読みたくなった。現代の若者に向けた新書なのだろうけれど、中年が読んでも勉強になった。僕は大学のゼミはほぼ欠席していたけれど、こんなゼミがあったら行きたかったなぁ。勉強できる時にしておくのが一番で、手遅れなんだけれど、もう一度勉強したくなった。高橋源一郎さんの小説は読んだ事はないけれど、学究肌な雰囲気に憧れました。

2017/01/30

Y

こんな本アリ?!と叫びたくなるような画期的な1冊。とにかく高橋源一郎ゼミに入りたいと思った。本を読むことについてよりも、学びとは何かを深く追求していくことができた。伊藤比呂美さんの講座が一番面白かった。憲法の話は難しかったので、著作を読んで再読してみたい。変人性をきわめてゆきたい。人生をよりよくしてゆきたい人は見ればわかるという話になんでかうるっときた。

2017/03/25

Hiro

この本を読んで、また、人生に対しての考え方の幅が広がりました。3人の「先生」を招いての特別授業の中で、哲学、憲法、人生に対しての考えを深めていくという作業は、若いうちにしておくべき大切な作業だと考えました。人それぞれの価値観、幸せ、生き方がある中で、自分とは違ったそれを持つ人達との関わりを拒むのではなく、少しでも理解してみようとする姿勢が大事だと思いました。それは、規模に関わらず、たとえ世界規模になっても、同じ事だと思います。そして、一人一人違う中で、何か一つ分かり合えたら、それは幸せな事だと思いました。

2018/12/17

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