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新しい学力 (岩波新書)

新しい学力 (岩波新書)

新しい学力 (岩波新書)

作家
齋藤孝
出版社
岩波書店
発売日
2016-11-19
ISBN
9784004316282
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新しい学力 (岩波新書) / 感想・レビュー

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KAZOO

齋藤先生本来の専門でいらっしゃる教育論についてかなりの力作であると感じました。本当はこのような本を多く書いていただきたいのですがどうも多作であまりに読者に迎合しすぎている気がしていました。少しでもこのような本を小学校、中学校の先生方に読んでいただきたい気がします。

2016/11/28

Twakiz

一方的な講義・授業は退屈であるのは至極当たり前.でも「アクティブ・ラーニング」と称して輸入物の?形式だけ取り入れてもきっと教育現場は変わらない.聴衆の目も耳も釘付けにする講義や講演ができる人も,問いかけで何かを学習者に気づかせることが得手の人もいる.現場に多様性を.本質は「憧れに憧れる」(p163)であると個人的には思っている「あんな人に追いつきたい」と師への憧れを語り,それを追いかけ続ける姿をさらにその弟子がみて憧れる,それが教育の連鎖.アクティブラーニングの形式をなぞればいいというわけではないだろう.

2017/02/04

masabi

【要旨】これまでの学校教育の振り返りとアクティブ・ラーニングに浮き足出すことへの警告。教育論。【感想】伝統的学力と新しい学力の融合こそが最善であってどちらか一方への傾斜ではないことを説く。見落しがちないままでの教育にも利点があったこととアクティブ・ラーニングの利点がありバランスの取れた内容だった。筆者の著作のなかで一番経験則に頼らない教育者らしい内容である。

2017/01/07

カッパ

最近は生きる力や考えれるなどが重要視されている。2020年からはアクティブラーニングも本格的に取り入れられるという。そのような中でこれから学力はどのような方向を目指していけば良いのか?あまりに新しい方法に飛びつくのも危険である。考えるきっかけになる本である。

2017/01/16

ネクロス

サクサク通読。「新しい」とついてるけど、その実提唱は100年以上前からあるよね。でも、問題解決能力は「古い」教育を受けた人たちにもかなり強く備わっている。これを踏まえないと、コケるよ。また、生徒が自発的にやるようにするためにするためにはかなりの努力が必要。

2016/11/30

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