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文庫解説ワンダーランド (岩波新書)

文庫解説ワンダーランド (岩波新書)

文庫解説ワンダーランド (岩波新書)

作家
斎藤美奈子
出版社
岩波書店
発売日
2017-01-21
ISBN
9784004316411
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文庫解説ワンダーランド (岩波新書) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

斎藤美奈子は初読。普段はほとんど文庫の解説を読まないのだけれど、こうしてあらためて俎上に乗せられてみると、たしかに簡便な批評であり、そこには様々なスタイルがあることがわかる。そして、それと同時に一定の様式もまた見えてくるようだ。斎藤美奈子の語りは口語調で、軽快。しかもスッパリとした鮮やかな切れ味も。その語りは爽快でもある。各章の分類は概ね適格だが、最後の「教えて、現代文学」だけは無理やりにここに収めたようで統一感がなくて残念。しかし、彼女にかかれば小林秀雄大先生もバッサリ。それはそれで痛快でもある。

2020/05/22

zero1

【解説は作品の奴隷じゃない】は名言!解説は何のため?読者を悩ます解説もあれば、作品に関係ないことも。本書が興味深いのは解説の比較。「坊っちゃん」は「敗者の文学」という意見に「神様のカルテ」で知られる夏川草介が反発。作家と研究者の違いが明白に。これは「権威と庶民の違い」と斎藤は述べる。「三四郎」の美禰子は誰が好きだった?明言を避けると「ずるい」の声が。海外の作品は「訳者あとがき」で解説も兼ねる。「国語は道徳」「文学に教訓はいらない」など斎藤らしい意見も多い。戦争関連作品は大いに学べる点あり(後述)。

2019/10/03

takaC

解説の分類など気にはしない。おまけ付きなのかどうかというのが重要。当たり外れがあるのもまた一興。

2017/10/30

マエダ

自分的には解説やあとがきは大切に読んでいる。なかなか切れ味鋭い解説批評。もう少し多めに見てもいいのでは、と少しフォローしたいところもある。

2017/04/25

佐島楓

「文庫は解説から読む派」の私には考えさせられる点が多々あった。「なんとなく、クリスタル」と「君たちはどう生きるか」の共通点の指摘には膝を打った。正しい読み方ができるようになるには精進あるのみですな。

2017/01/30

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