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世界遺産: 理想と現実のはざまで (岩波新書)

世界遺産: 理想と現実のはざまで (岩波新書)

世界遺産: 理想と現実のはざまで (岩波新書)

作家
中村俊介
出版社
岩波書店
発売日
2019-08-23
ISBN
9784004317913
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世界遺産: 理想と現実のはざまで (岩波新書) / 感想・レビュー

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terve

現在の世界遺産条約は、それが作られた当時の目的とはかけ離れたところにあり、当時との乖離が生まれてきています。結局のところ時代が動いていること、普遍的な思想はありえないということが浮き彫りになってきています。「記憶遺産」なども存在していますが、ユネスコの世界遺産を選定する委員はさぞかし頭の痛いことだろうと思います。国々の思惑等もあり、一筋縄ではいかない問題ですね。

2019/10/03

さとうしん

世界遺産の概論というよりは、近年の申請・登録状況や関連の問題をめぐるルポといった感じ。遺産の保全と現地住民の居住環境とのバランス、実は観光集客に結びついてないという問題、「産業革命遺産」や「世界の記憶」をめぐる政治利用・政治判断の問題など、近年問題になったトピックは一通り触れられている。韓国絡みの話も、疑問点がないではないが、韓国特有の特殊な問題ではなく普遍的な問題として位置づけ出来ていると思う。水中遺産に関する話題に紙幅を割いているのも特徴。

2019/09/07

tnk

世界遺産の登録推進を地方が主導するようになったことの功罪が興味深かった。

2019/10/17

kayaki

なぜ今までなかった岩波新書の「世界遺産」。もっと早く刊行されるべきだった。そうこうしているうちに問題が次々と顕在化してきており、一部では嫌われ者とさえなりつつある。それは「世界遺産」への誤解、世界遺産条約の無理解に他ならない。いま一度原点に立ち返って…しかし「原点」の時代と今とでは状況が変わってしまっているからそれも難しいか。ならば時代とともに変わっていくしかない。そのヒントが本書にある。なお本書は世界文化遺産を重点に置いているので、世界自然遺産についてはヤマケイ新書「世界遺産を問い直す」がお薦め。

2019/09/14

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