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短篇小説講義 増補版 (岩波新書)

短篇小説講義 増補版 (岩波新書)

短篇小説講義 増補版 (岩波新書)

作家
筒井康隆
出版社
岩波書店
発売日
2019-08-23
ISBN
9784004317920
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短篇小説講義 増補版 (岩波新書) / 感想・レビュー

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KAZOO

約30年前に出版された本を1章書き加えて出版されたものです。私は読んでいるのですがすっかり忘却の彼方でした。岩波文庫に収められている海外作家の短編をえりすぐって開設されたものです。今回は岩波文庫には入っていないごじぶんの短編を最後に収録されています。解説というか作るに際しての舞台裏話なのでしょう。

2019/10/27

佐島楓

長編を読んでいても、短篇を読んだことがない作家が多く、勉強になった。いくつか小説は書いたが、中編より長編、長編より短編、さらに連作短編(これはまだ書いたことはない)の順でハードルが上がっていく気がする。自分の武器を見つけて磨いていくしかない。

2019/09/06

HANA

ディケンズやホフマン、ビアスといった名だたる小説家の短編を解読しテクニックを分析した一冊。既読は「アウル・クリーク橋~」と「繁栄の昭和」だけなのだが、分析の手腕というか各短編の読みどころが抑えられているため、講義であると同時に上質の紹介でもあって、紹介された短編を片っ端から読みたくなる。特に著者の自家薬籠中の物としているドタバタ、ローソンの「爆弾犬」の紹介の巧みさは特筆もの。分析を読んでいるだけでも笑いが抑えられなかった。短編小説を書く指針として書かれたものであるが、読むコツとしても参考になるなあ。

2019/11/04

山田太郎

張本がテレビで偉そうに話すのは腹立つというか不快感漂うけど、大物然として腹立たないのは本人に自覚があるというか第三者的な視点があるからというかそれでも時々暴走したりするのは芸というか。難しい文芸理論もなんとなくわかった気がするような語り口というかそういうのは頭いい証拠でやっぱりすごいなと思った。

2019/10/16

Tomomi Yazaki

筒井康隆の書は楽しいものもあれば難解でどう解釈していいのか当惑するものもある。本書はどうであろうか。難しくはないが、それほどヤワでもない。講義内容はこうだ。著名な短編小説や、その作者の手法や心理さえも分解し、その断面を評価、若しくは推測する。そしてそれは不特定多数の読者への具体性を持つ講義材料と成す。云わば漁夫の利、いや、漁夫の夫。その魔法に惑わされ、いつの間にか貪るが如く目を走らせる。素晴らしいことに、全ての講義においてこの教授は、これらの材料への賛美を決して忘れない。恰も、自らが書いたが如く。

2019/10/17

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