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「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書)

「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書)

「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書)

作家
鴻上尚史
出版社
岩波書店
発売日
2019-04-20
ISBN
9784005008933
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「「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書)」のおすすめレビュー

集団の中で息苦しさを感じるあなたへ! 「空気」を読んでも“従わない”生き方

『「空気」を読んでも従わない(岩波ジュニア新書)』(鴻上尚史/岩波書店)

 日本は同調文化の国である。「KY(空気が読めない)」という言葉が一般化し、その他大勢と違うことを言えば「空気が読めない人」というレッテルを貼られる。だからわたしたちは、自分の意見を押し殺してでも、集団に従ってしまう。かと言って、集団から爪弾きにされるのはイヤだ。

 そんな人に、『「空気」を読んでも従わない(岩波ジュニア新書)』(鴻上尚史/岩波書店)という本をお薦めしたい。

 キーワードは、「世間」と「社会」。「世間」とは、自分と関係のある人たちのこと。「社会」とは、自分とはなんの関係もない人たちのことだ。「日本人は基本的に、世間に生きている」と著者は指摘する。

 とあるブラジル人が著者にこう言ったという。「ベビーカーを抱えた女性が、駅の階段を上がろうとしていたのに、だれも助けなかった。どうして日本人は彼女を助けないのか?」――。どうして助けないのか?

 答えは、その女性は駅にいた人たちにとって「社会」に生きる人だから。日本人は、自分と関係のある「世間」の人たちとは簡単に交流するけ…

2019/6/18

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「空気」を読んでも従わない: 生き苦しさからラクになる (岩波ジュニア新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

テレビを基本的には見ない私がよく見るものとして鴻上さんが司会をされている「cool Japan」を見ることがあります。ここに出てくる人々は外人がどのように日本を見ているかということで、そこからこのような本が生まれたのではないかと感じました。もうすでに山本七平さんが昔から言われていることではあるのですが日本人の考え方を海外の人々と比較してKYや忖度しすぎているそこの縛りから抜け出しなさいよと言われています。まさにその通りだという感を強くしました。若い時からこのような考えをしてもらいたいですね。

2019/06/09

ちゃちゃ

生き苦しさを抱えた若者への生き方指南書。簡潔ながら説得力ある筆致で、日本人の生きづらさは文化なのだと説く。「世間」や「空気」という実体のないモンスターと距離を置き、少しでも楽に生きてゆくための提言。それは相対的で多様な視点や価値観を身につけて「世間」と闘うための方法でもある。苦しむ人に寄り添う鴻上氏の柔らかい言葉が温かい。「イヤ」と言えない自分の弱さを責める子どもたち。わかるなぁと頷きつつ祈る。どうか誰もが「かけがえのない私」として尊重され、「みんな」という同調圧力の呪縛から少しでも解放されますように。

2019/11/19

タカユキ

鴻上さんが小中学生に向けて書いた一冊。でも社会人で立派な中年の自分にも役に立った一冊。「空気」や「雰囲気」に引っ張られて本当にやりたい事が出来なかった事がある人。生き苦しさを感じている人の為の一冊。特に為になったのは「世間話」と「社会話」の違い。たった一つの会社という「世間」にしか所属していなければ、その「世間」から追い出されそうになった時に、自分の居場所がなくなるけれど、ひとつは同時に他の「世間」に所属する事、もうひとつは図書館で知らない人と色々な話をする「社会話」が出来る事等々で落ち着く事が出来る。

2019/05/09

あすなろ

世間と社会の違いは分かりますか?世間とは我が国独特の概念。何故ならば我が国は一神教でなく八百万の神がいると言われ、そして村があった農耕社会だったから。なお、世間とは皆と同じという考え方、即ち強い同調圧力を産む。これに併存していく、若しくは打ち勝つ為には、知恵が必要であると説く。欧米の様に自尊心を育むこもも大事だろうが、そもそも世間は複数あるのだから。知恵と選択を伴うべきだということを比較的平易に書いた本。確かに世間とか皆とかいう枠で生きにくいことは多い。殊の外、青少年期は隘狭な視座と世間観で息苦しいだろう

2019/07/14

プル

幸いにも私は生まれた環境もあって、多種「世間」を持っている。外資なのに最も厄介なのが今の組織。若い上司は余裕がなく、生きてきた年数が少ない分、多様性の想像が足りません。逃げられる先があるのは大事なこと。空気読めなくて結構、想像できない相手が悪い。上司とは違い取りまとめ役が、全くの村社会でかついじめ体質。環境過剰適応症の上司がいる中で、あぁ、正に今、私はここの本で励まされている立場にいるんだと思う。空気を読んでも自分は大切にしたい。でも人は傷つけず次に進もう。十分、頑張った自分がいることは褒めてあげよう。

2019/05/31

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