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ユング心理学入門: 〈心理療法〉コレクション I (岩波現代文庫)

ユング心理学入門: 〈心理療法〉コレクション I (岩波現代文庫)

ユング心理学入門: 〈心理療法〉コレクション I (岩波現代文庫)

作家
河合隼雄
河合俊雄
出版社
岩波書店
発売日
2009-05-15
ISBN
9784006002206
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ユング心理学入門: 〈心理療法〉コレクション I (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

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Vakira

僕の中には2つの意志が存在する。僕でだけでなく人間は2の意志を持っているようだ。一つは自分を意識として存在している物:自我。もう一つは無意識の意志。本能的な物。例えば心臓の動き。息は意志で止められるが、心臓は意志では止められない。僕に夢を見せるのも無意識の意志だ。ユングさん、自我をペルソナ、無意識をアニマ(こころ)と命名した。ペルソナとは一般には仮面の事で虚実の自分と解釈してしまうが、ここでは外に表現される自我、自分を意識して自分としている物をペルソナとしている。著者河合隼男さん素晴らしい解説。

2021/05/08

ビィーン

ユング心理学を大衆向けに噛み砕き分かりやすく書かれている。私は心理学の初心者だが、本書によってユング理論の概要を知ることができた。手元に置いて時々読み返したい本にしよう。第7章「自己」で私自身の現況に当てはまる言葉に出合い少し感動する。ユング理論と東洋思想との比較についての議論なども読んでみたら面白いかもしれない。巻末の読書案内を参考にユング心理学をさらに知りたいと思う。

2019/12/27

基本的な概念は講義でやっていたのだけれど曖昧な部分も多かったので、今回理解を深めることができ良かった。実際の夢分析の例がいくつかあげられていて、これほど鮮明に解釈ができるのかと驚き。これからわたしも夢を見たら分析してみたい。

2016/07/10

きょちょ

個人的に、フロイトよりユングの方が、精神医療・心理学上での功績は大きいと思っている。 特に、意識と無意識、無意識の中の個人的無意識と普遍的無意識、さらに「影」については、生きているうえでとても勉強になった。 アニマとアニムスは、わかるようで未だしっかりわかっていないのだが・・・。 この本は、ユング入門というより、河合先生の色が濃いのだが、河合先生を敬愛する私としてはもちろんそれで十分ではある。 かなうことなら、未だ週3回ほど勤め人時代のしんどい仕事の夢を見ることについて、河合先生に分析して欲しい。 ★★★

2020/04/04

白義

日本にユング心理学を普及させた第一人者の最初の著作というだけあり、分かりやすく体系的、本来危うげなところも多いユングをソフトに、明確にしていて、河合隼雄でなければここまでユング心理学が広がることはなかったのではないかと思えるほど。内向性と外向性、男性性と女性性など、一人の人間の中に相反する要素のせめぎあいを印象的に描き、その統合を促すバランス感や、個人と普遍が繋がる壮大さと、科学的裏付けはないにしろ安心感を感じる記述。創作のための物語理論として読むこともできる

2015/01/10

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