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神話と日本人の心〈〈物語と日本人の心〉コレクションIII〉 (岩波現代文庫)

神話と日本人の心〈〈物語と日本人の心〉コレクションIII〉 (岩波現代文庫)

神話と日本人の心〈〈物語と日本人の心〉コレクションIII〉 (岩波現代文庫)

作家
河合隼雄
河合俊雄
出版社
岩波書店
発売日
2016-10-19
ISBN
9784006003463
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神話と日本人の心〈〈物語と日本人の心〉コレクションIII〉 (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

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YúKa(ユーカ)@ハガレン読み終えました

河合隼雄さんらしく、内容が濃かった。

2016/11/12

ハイちん

「古事記」「日本書紀」などの日本の神話をひたすら読みこみ、また他国の神話と比較することで、日本神話特有の構造を抽出し、日本人の精神性を読み解いていく。日本の神話には「中心を欠いたトライアッド構造」という特徴がある。二項(例:スサノオ、アマテラス)が対立した場合でも残りひとつ(ツクヨミ)がクッションとなり、どちらかが勝利するのではなく双方がバランスをとり共存し、クッションの役目を果たすものは全く現れないか極めて影が薄い。よって日本では自ら前に出るリーダーよりも、調整者型のリーダーが好まれる。面白かった。

2019/01/14

マーブル

心理学者の目から語る日本神話。そして考察は現代日本人から将来目指すべき姿まで拡がる。尻尾までみっちり餡の詰まったたい焼きの如し。ここのところ続けざまに読んできた日本神話周辺の書籍の中でも読み応えのあった一冊。さらには記紀の分析に終わらぬ内容の濃さに満足。考察の手法も丁寧であり、古事記に書かれた順を追って、必要な部分では日本書紀との書かれ方の違いを提示し、また他国の神話なども牽かれている。

2019/01/03

kuppy

心理学者を通した日本神話の解釈は刺激的だった。中空構造「ひるこ」の存在が恵比寿様につながるという話、漫画家の蛭子さんのような存在なのだろうかと。ローカルバスの旅のTV番組では中空構造感が染み出ている・・

2017/08/23

かおり

海幸と山幸の話って、そんなにメジャーなんですか…?古事記読むまで知らなかった…。その海幸山幸のエピソードでのホスセリ、最初のアメノミナカヌシ、三貴子のツクヨミと重要そうなのに、その後の活躍が書かれていないのはなぜか、ヒルコはその後どうなったのか。気になっていたのでそれに対する考察は面白かった。世界に似たような神話があって、その類似性を並べるのも興味深かったけど、アマテラスとスサノヲの辺り、やや強引に型にはめてるなぁという気もした。古事記って面白い。

2018/04/20

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