読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

壮年茂吉―「つゆじも」~「ともしび」時代 (岩波現代文庫―文芸)

壮年茂吉―「つゆじも」~「ともしび」時代 (岩波現代文庫―文芸)

壮年茂吉―「つゆじも」~「ともしび」時代 (岩波現代文庫―文芸)

作家
北杜夫
出版社
岩波書店
発売日
2001-02-16
ISBN
9784006020286
amazonで購入する

壮年茂吉―「つゆじも」~「ともしび」時代 (岩波現代文庫―文芸) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

うえ

「茂吉は長崎へ行く際、妻を同行させなかった…この金屋町の家も一時的なもので、茂吉は東京の家で使っていた女中と二人で暮らしていた。「釈迢空に与ふ」の中で彼はこう書いている。「僕は今二軒長屋のせまいところに住んでゐて、夜になると、来訪者のないときははやく床をのべてその中にもぐつて芭蕉や、『高瀬船』などを読んでゐる。壁一重の向う長屋には二夫婦がゐて、若夫婦が、二階に寝てゐる。寝かへりするのも手にとるようにきこえる。寂しい生活をしてゐると、官能が鋭敏で鈍麻はしない。かういふときには芭蕉のものは割合にわかる」」

2017/12/09

ダイキ

茂吉の子息である北杜夫氏による茂吉伝。四部作の内の二部目の様ですが、一部目は未読です。私は基本的に茂吉の歌は嫌いなのですが、こういうものを読むとやはり親しみが湧いてきますね。ただ、著者が秀歌と評価しているものの殆どが私には諾われません。「「渡欧経験の意外な貧しさ」にしろ、「文明批評の無さ」にしろ、私に言わせれば寧ろ当り前の事であり、茂吉にこれを要求するのは無いものねだりと断言してもよいのではなかろうか。[略]茂吉が生じっか「文明批評」を成す頭脳を持っていたならば、あれだけの秀歌が果して生まれたであろうか」

2018/02/15

ゆかっぴ

茂吉というと歌人としてのイメージしかなかったが、ここには留学時代のこと、医師である姿、病院経営に苦しむ姿、友人に対する思いなどが描かれておりいろんな側面がみえて興味深い。歌だけ作って生きていたわけではなく、日々の暮らしの中で歌が生まれていたのだなあ。

2011/11/25

カミヤイン

茂吉の短歌は日本に帰ってきてからの方が良いよね。

2011/12/02

感想・レビューをもっと見る