KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

芸術原論 (岩波現代文庫 文芸 103)

芸術原論 (岩波現代文庫 文芸 103)

芸術原論 (岩波現代文庫 文芸 103)

作家
赤瀬川原平
出版社
岩波書店
発売日
2006-05-16
ISBN
9784006021030
amazonで購入する

芸術原論 (岩波現代文庫 文芸 103) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

takaC

おかげですっかりトマソン視点で路上観察するクセがついてしまった。事実世間はトマソンの宝庫。良いのか悪いのか。

2015/01/13

i-miya

ジャイアンツ 助っ人外人 トマソン、ゲーリー・トマソン 彼の身に備わった無機能性の存在 芸術の価値だけの発見 P177 人類の才能の総量は一定 美術 イラストレーター コピーライター 別への移動 路上観察学会   P183 建築探偵団 藤森照信   林丈二   一木努   南伸坊   荒俣宏   四方田犬彦   とりみき  杉浦日向子 P190 霊南坂教会 三浦友和、山口百恵の結婚式で有名  P200 担当は根津から西片方面  

2006/06/14

xtc1961ymo

名著です、エッセイの寄せ集めですが、その時代ならではの気分が滲みでてます。特に路上観察に関して、何故に、この日本でこの様な事が可能だったのか?を侘びさびや俳句を例にそして利休にまで結び付けて論じた章は秀逸。また、「デュシャンからトマソンへ」ではデュシャンの遺作、「(1)落下する水、(2)照明用ガス、が与えられたとせよ」の外観がそのまま無用門ではないか!の指摘に偶然とは言え思わず唸ってしまいました。流石日本のデュシャンです。マチス、ゴッホ、セザンヌ、マネ、等の考察も分かり易い。

2015/02/25

アマヤドリ

面白かった!書き留めたいことがいっぱいありすぎてもう一度しっかり読みたいけど、またどんどん読んじゃうんだろうな。

2011/07/20

tama

図書館本 赤瀬川ファン 今回も「!」一杯。言われてのけぞる「昔日本には芸術という言葉も観念もなかった」。カメラマンの「見出す力」は撮影技術どうこうより対象にハッとする予感を持つ能力。そうしてみると化学調味料まみれの料理(失敗したら砂糖をたっぷり入れる!も含む)、生音ではとても聞けないので、エフェクトかけまくる演奏、切って貼って色・明るさ編集まみれでドヤ顔の画像、受けるコツだけで描いた絵・・・そんな「作品」達は単に迷惑なものに過ぎないんだね。職人のここぞという技かぁ。がんばらにゃあ。

2016/08/16

感想・レビューをもっと見る