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101年目の孤独――希望の場所を求めて (岩波現代文庫)

101年目の孤独――希望の場所を求めて (岩波現代文庫)

101年目の孤独――希望の場所を求めて (岩波現代文庫)

作家
高橋源一郎
出版社
岩波書店
発売日
2020-07-15
ISBN
9784006023263
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101年目の孤独――希望の場所を求めて (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

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naotan

最初は世の中で生きていく弱者の取り組みを取材したルポタージュと思って読んでいたはずなのに、気が付くと自分自身の話になっていました。客観から主観への転換が鮮やかです。読んでよかった。

2020/10/07

原玉幸子

子供ホスピス、身体障碍者の劇団、子供主体の自由な学校、ダウン症の子供達の絵画教室、老人の島、非電化発明家等への取材を通じた、「人間が生きるとはどういうことか」の高橋のルポタージュです。勿論取材先へは企画された往訪だったのでしょうが、そもそも「人間が生きる云々」とは高橋も言っていませんし、そこにある何かを(プロの文筆家なのに)上手く表現出来ていません。その意味では、本書は同氏が「図らずも」導かれて出来た本なのかと。(何故『101年目の孤独』との表題にしたのかは、読み落としました。)(◎2020年・冬)

2020/12/19

justdon'taskmewhatitwas

私も「緩やかに坂を下っている」気がする。確かに上昇はしていないし、ベクトルは横に間延びしている ──それを"多様化"と呼ぶのかも知れない。「弱さ」を自らの原点と捉えることは正しいし、それを自覚することは大事なことだ。うっすら希望も湧くだろう。ただ、私には(今のところ)、その先に待つものが、どうしても"滅亡"であるようにしか思えてならない。この本の発する声は「弱い」 ──そういう微妙なものを扱ってるから── ので、おそらく多数派には届かない気がするのだ。

2020/09/15

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