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「女縁」を生きた女たち (岩波現代文庫 社会 171)

「女縁」を生きた女たち (岩波現代文庫 社会 171)

「女縁」を生きた女たち (岩波現代文庫 社会 171)

作家
上野千鶴子
出版社
岩波書店
発売日
2008-09-17
ISBN
9784006031718
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「女縁」を生きた女たち (岩波現代文庫 社会 171) / 感想・レビュー

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キムチ27

20世紀終わりは女が徐々に脱皮を図って行った時代「だった?」 かぎ括弧つきなのは「え~、そうなん!?」っていう実感だから。 確かに、私も生きていた一員であり、そういえばそうなのか位にしか認識していないけど。 介護保険が始まり、その施行理由の一つが「おんなが家にいなくなった」から。 「目覚ましい」活動記録を実態調査にも続き、上野千鶴子が「女縁」と名付けたコミュニケーションを紹介し、これからの方向性をコメントしている。 生まれつき「おんな」と云うネーミングが嫌いで、今一つ。

2013/06/13

ヒヨドリスキ

1968年の本の増補新版。会社縁、地域縁に次ぐ第3の繋がりとして提唱している「女縁(にょえん)」という考え方。それは趣味であったり勉強会であったり内容は様々。利益や枠に囚われないつきあいが女性達の世界を大きく広げていたのがよくわかる。現在では状況はかなり変わってきているけれど「おひとりさま」の老後を考える時にも参考になる1冊かも。

2012/04/06

nktnh

景気と余裕。適正な価格と労働。人的資源と金銭によるサービス。少子高齢化に対する女性のあり方。等を考えた。

2010/07/05

春色

1988年に発行された『「女縁」が世の中を変える』の増補新版。旧版を第Ⅰ部とし、女縁の担い手「えんじょいすと」の女性4人の手による自身のその後の20年についてが第Ⅱ部、そして第Ⅰ部の最後で書かれた「女縁」の予測についての検証が第Ⅲ部となっている。/その後の時代変化、主に日本経済の停滞、は女縁にとってマイナスであったようだ。ポスト女縁を何が誰がどう担うのかは、その下の世代に生まれた私にとってはとても気になる問題である。

2009/04/02

シラショー

元々著者に良いイメージを持っていなかったのだが、予想に反して資料として面白く読むことができた。まえがきにあるように、やはり金と手間がかかっているという印象。

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