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青春の夢と遊び (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉 6)

青春の夢と遊び (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉 6)

青春の夢と遊び (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉 6)

作家
河合隼雄
河合俊雄
出版社
岩波書店
発売日
2014-04-16
ISBN
9784006032593
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青春の夢と遊び (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉 6) / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁冊

1994年初出。対人恐怖症。他人と接するのに強い不安。赤面。嫌われるかも、とか(14頁)。これはいつの日か克服されている。人間を信じられれば解消されると思う。夢を生きるのは、実際的には困難で危険に満ちたことである。若者が夢を生きようとして挫折の体験を味わってきた(63頁)。中年のわたしもまだ夢はもっている。そうでないと、生きてもゆかれないし、生き甲斐というものも見出し得ないだろうから。 

2014/08/29

ヘルニア

中身は何度も読みましたが、新刊本が出たので再読してみました。河合氏の本は読んでいるだけで気持ちが落ち着いてきます。不思議です。でも、内容は読めば思い出すんですけど、すぐ忘れてしまいます。年のせいか?

2014/07/01

千野

著者が無意識に避けていた「青春」というテーマ。青春に纏わる実例は山程お持ちのはずなのに、本書は多数の小説から青年期の象徴的な要素を見出し分析することを主としています。「夢」の部分は二通りの意味で取り上げており、とりわけ眠りの夢を多層構造の現実のうちのひとつとして受け入れてみては、という提案が面白く読めました。このような話もあるので、ユングのなかでも特に神秘的な面に踏み込んだ内容(シンクロニシティ的な話もあり)が多い印象です。

2014/09/17

ふたば

大人が所属する共同体は完成されたものであり、子供はイニシエーションを経てその社会に所属する人間となる……という社会の形がもはや過ぎ去り、大人の世界すらも不完全で、発展しうるものである――その社会に所属するための通過儀礼は消え去り、青年は社会そのものの変革を担わなくてはならない。こういう段階において、見えそうで見えない《おとな》ボーダーのまえで羽ばたこうとしている状態が青春なのかもね、と読みながら思った。青春とは越境せざる段階なのね、と自分なりに「青春」の捉え方に落としどころがついた。

2014/05/21

マル

河合隼雄さんの青春時代は戦中・戦後の厳しい時代と重なってしまったため、自分自身にとって語るのが一番苦手であると告白している。それにも関わらず本書は、青春時代を超えて大人に向かう時に、子どもたちが経験する心の葛藤を情理を尽くして伝えようとしてくれている。決して都合良く型にはめて説明しきってしまうのではなく、こういう見方や考え方もあるのではないかと様々な視点から語りかけてくださる河合さん。読んでいて、知らず知らずその語り口に信頼感を持ってしまいました。

2015/07/07

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