読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

老いの空白 (岩波現代文庫)

老いの空白 (岩波現代文庫)

老いの空白 (岩波現代文庫)

作家
鷲田清一
出版社
岩波書店
発売日
2015-01-16
ISBN
9784006032791
amazonで購入する

老いの空白 (岩波現代文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

どんぐり

鷲田清一の‶老い″をめぐる論考。これは哲学する人が書いた本なので、老いつつある自分に慰めを求めたり勇気を得ようとして読むと、期待値から外れてがっかりするかもしれない。「老い」には成熟のモデルがなく、無力、依存、あるいは衰えそういうセルフイメージのなかでしかないこと。<老い>をネガティヴにとらえるのは、産業社会の特殊な思想であり、狭い固定観念だということを論じている。「<老い>の時間-見えない<成熟>のかたち」の章までがその中核部分で、中盤以降の「ホモ・パティエンス―べてるの家の試み」の章から「できる」とい

2016/03/25

しゅんぺい(笑)

鷲田さんの本はときどき、これしかない、というくらいに読みたくなる。本書は新しく文庫になった本ということで偶然読んでみたけど、思いもよらず、鷲田さんのなかでもいいなぁと思えた本。 こういう言葉を待ってたって、読んだあとでそんなふうに思える言葉に出会えたから、もうそれだけでこの本を読めてよかったと思う。そう、成熟とか、老いというのが、本当にせまい意味でしかいまはとらえられてないと思う。老いの意味を積極的に見出そうとする、そんな作業が必要であって。

2015/03/29

けいしゅう

老いを問題としてしか捉えられないのは生産力主義に基づく狭隘な人間観であるとし、そもそも人は支え合わなければ生きていけないことを踏まえて、老いることにポジティブな意味を見出そうとしています。なぜだか井上大輔の名曲中の名曲「めぐりあい」がずっとフラッシュバックしてました。

2018/02/05

犬養三千代

「ある」と「する」 ある、、あるだけで良い。 する、、老いはできないことが増える。 忘れなあかんこと、忘れていいこと、忘れたらあかんこと(河瀬直美)

2015/07/16

Tenouji

パスカルの正義、松岡正剛氏のフラジャイルまで出てくる。「弱いもの」に従う自由。できなくなることで、できるようになることは、何か。それは、どこか、風景の一部になっていくイメージ。

2015/04/05

感想・レビューをもっと見る