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井上ひさしの憲法指南 (岩波現代文庫 社会 325)

井上ひさしの憲法指南 (岩波現代文庫 社会 325)

井上ひさしの憲法指南 (岩波現代文庫 社会 325)

作家
井上ひさし
出版社
岩波書店
発売日
2021-03-15
ISBN
9784006033255
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井上ひさしの憲法指南 (岩波現代文庫 社会 325) / 感想・レビュー

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ベイス

9条は絶対に守らねば、という著者の願いがひしひしと伝わってくる。改憲論者たちの主張、例えば「アメリカに押し付けられた」との論に対し、反証を重ねる。世界史的意義をもつ戦争放棄の宣言は、いまや日本が国際社会において拠って立つことのできる数少ないアピールポイントではないか。有名無実化?日本は戦後、武力でただの一人も殺していない。この憲法は世界史からの贈り物であり最高傑作だと述べる著者の叫びは、きわめて正論だと思う。しかし今回の選挙でも争点とされないまま、なし崩し的に骨抜き化が進む今の世の中に空恐ろしさを覚える。

2021/10/31

いのふみ

読んでいる最中ふと、憲法は70年ほどもずっと改悪の危機に晒されてきたことに思い至った。だから、いつの時代も井上さんにはいてほしいし、何度でも蘇ってほしいと思った。

2023/07/21

O-chami

昨日の憲法記念日に読み終わらす積りでいたのですが、やっと先ほど読了。 没後12年を経ても、過去の講演やエッセイを纏めて、新刊が続々編集されているのが凄いよね😅 憲法の事だって・・・ 「むずかしいことを やさしく やさしいことを ふかく ふかいことを おもしろく おもしろいことを まじめに まじめなことを ゆかいに そして ゆかいなことは あくまでも ゆかいに」 ・・・話してくれています。 BGMはフォーククルセダースの「何のために」🎶~ザ・タイガースの「忘れかけた子守唄」🎶

2022/05/04

peco

他国の有事に国民の不安を煽り、なし崩しに戦争ができる国にしていこうとしている。こんな時こそ居て欲しかった。九条の会の発起人の方々もどんどん鬼籍に入られて声なき声を束ねてくれる存在がいなくなり不安で仕方ない。私たちが日々の生活に汲々としている間になし崩しに殺人者にされてしまわないか。後戻りできない堀が埋められていってる気がしてならない。学んで知識を得て、ムードに流されず自分の判断ができる人でありたい。争いごとを解決するのに人殺しはしない、こんなシンプルなことがいつまでたってもできないのは何故。

2022/06/08

うみ

ほらあたし公務員だし憲法の尊重擁護は義務なんだよね #短歌 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」 さすがです。

2021/04/26

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