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戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

作家
斎藤美奈子
出版社
岩波書店
発売日
2002-08-09
ISBN
9784007000379
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戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書) / 感想・レビュー

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kuri8655

戦時下でも発行され続けた婦人雑誌のレシピで辿る昭和前半史。関東大震災から復興し、ハイカラな洋食も広まり出してイケイケだった日本が、野草を食うまでに落ちるのに僅か数年であったことを身体感覚として想像させてくれる。空襲など戦闘は「戦争」の一部に過ぎず、空腹と不眠がその本質だ、という指摘は鋭い。終始クールでドライで小気味よい文章には「こんな事態を招いてはならん」という怒りがこもっているようだ。2002年刊だが、3.11を経た今、史料に留まらない実用的な価値が付与されたと言える。家庭科の授業で採用されては如何か。

2013/05/14

ぱせり

「食糧がなくなることが戦争なのだ」という言葉は強く響きました。実際飢えて死んでいく人もいる。生き抜くためには、草の根まで、土を払ってそのままかじるような日々に、それでも、食は文化である、との姿勢が残っていることに、驚きます。この文化は一面奇妙奇天烈ですが、お気楽なものではなくて、壮絶な戦いでした。

2010/10/04

Shin

何故か妻が図書館から借りてきて、面白かったと薦めてくれた本。人間は、食べなければ生きていけない。その当たり前のことが脅かされるのが戦争なのだなと思った。なけなしの食糧とも言えないモノを食べられるようにする知恵は、勝ち目のない戦争を限界を超えて続けた愚かさと滑稽なまでのコントラストをなしている。国家レベルの過ちのツケを現場と家庭の犠牲と辛抱で乗り切るという構図は、節電騒ぎに終始した現代の日本も何ら変わることはない。色々考えさせられる思わぬ掘り出し物だった。

2011/10/31

ネジとサビ

斜め読み。戦時中、実際どのようなモノを工夫して食べていたのかが分かり面白い。

2020/07/23

MA

昭和初期から終戦までの食糧事情は、ただ貧しいということではなかった。 都会と地方で大きな格差があったことや、戦争初期は比較的余裕があったことなど、自分の想像とは違う部分が多く勉強になった。

2015/08/14

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