にっぽん快人物烈伝 (旺文社文庫 274-2)
にっぽん快人物烈伝 (旺文社文庫 274-2) / 感想・レビュー
がんぞ
二十世紀前半までの日本が貧しい農業国だった頃、偉人となるような人は貧しくとも地に足がついた生活をしていた家からでて、周辺の励ましでのしあがった方が多い(鳩山由紀夫など二世三世議員はその対極)。自己の利害より社会の利益を図る快人物のことを読むのは気持ちが良い。学校教育が明治時代に始まったことはおそらくもっとも重大な改革であった。大日本帝国は帝国主義の前の風前の灯との危機感があり、みな皇室崇拝というナショナリズムを誇りにしていた。/戸田城聖の項目はあまり持ち上げて書いてない
2011/09/28
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