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雨柳堂夢咄 其ノ九 (Nemuki+コミックス)

雨柳堂夢咄 其ノ九 (Nemuki+コミックス)

雨柳堂夢咄 其ノ九 (Nemuki+コミックス)

作家
波津彬子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2014-12-03
ISBN
9784022141699
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雨柳堂夢咄 其ノ九 (Nemuki+コミックス) / 感想・レビュー

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井月 奎(いづき けい)

この漫画に「悪しき者」は少なかったのですが、この巻では多く登場します。「たずね人」「鬼の来る夜」などです。この世の不思議で陰陽、清濁、聖邪などの働きや存在が片方だけで居続けることはなく、どちらかの力が強くなれば、もう片方の力も強くなります。邪鬼のない、釉月、やきものの直しをする娘、その存在が引き寄せるように悪しきものを呼び寄せます。自らの無邪気を知らない釉月ゆえ、自らを守ることもできません。人の世に好まれるのは人に良き働きをするものですが、この世という範疇で見るとどうなのだろう、と考えさせられます。

2015/08/01

片雲さくら

ゆづきちゃんと篁さんの話はそろそろ佳境ですね。香月さん、やっぱり好きですねー。気品あってちょっとワルぶってるのがかっこよくみえちゃいますね。

2016/04/23

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