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ミミの怪談 完全版 (ソノラマ+コミックス)

ミミの怪談 完全版 (ソノラマ+コミックス)

ミミの怪談 完全版 (ソノラマ+コミックス)

作家
伊藤潤二
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-01-20
ISBN
9784022143358
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ミミの怪談 完全版 (ソノラマ+コミックス) / 感想・レビュー

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keroppi

表紙につられて買ってしまった。「新耳袋」のコミカライズ。ミミちゃんの可愛らしさとおぞましい怪奇の姿が対照的で、伊藤潤二の世界に引き込まれてしまう。怖くて仕方がないけど、ミミちゃんの姿と大阪弁に救われる。

2022/02/02

カバーの血痕がなかなかいい感じ。怖いような笑ってしまうような。伊藤潤二先生のアレンジ面白かった。

2022/01/24

ベル@bell-zou

新耳袋って実話じゃなかったっけ?そんなバカな…と思ったら原作者の方から「どのようにアレンジしてもかまわない」とのお言葉をいただいたと。その結果が面白すぎるこの有り様。なんとなく怖がらせようと思ってない気が。窓から堂々侵入する鉄骨の女。嬉々として墓石に抱きつく裸男。だって怪談のクライマックスで笑ってしまうって、ねぇ。ちょっとバカップル風なミミと直人の意外な絆にホッコリ。表紙カバーの薄っすらした血糊が妙にリアルでつい撫でてしまった。

2022/01/22

ぐうぐう

長らく絶版状態だった『ミミの怪談』が単行本未収録作品を追加して完全版となって復刊。『新耳袋』のコミカライズだが、実話ゆえの怖さとは、フィクションのようにストンと腑に落ちることばかりではないことだ。奇妙で不気味な現象、しかしその答えのなさが起こす宙ぶらりんの状態が、ゾワゾワと恐怖を助長する。それを伊藤潤二は嬉々として描いていて、怖さと滑稽さがあいまみえることで、さらに恐怖が増幅するのだ。まさしく謎のまま終わる「朱の円」と、伊藤ワールド全開の「隣の女」がお気に入り。

2022/01/27

kei-zu

美少女「ミミ」を主人公にする本作、「新耳袋」を題材にするため(主人公の名前はここから)、「オチ(ご先祖を大事にしよう、とか)」のない不条理さが味わいを深くしています。楽しい。

2023/03/24

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