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幻怪地帯 Season2 エーテルの村 (ソノラマ+コミックス)

幻怪地帯 Season2 エーテルの村 (ソノラマ+コミックス)

幻怪地帯 Season2 エーテルの村 (ソノラマ+コミックス)

作家
伊藤潤二
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-12-07
ISBN
9784022143501
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幻怪地帯 Season2 エーテルの村 (ソノラマ+コミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

「幻怪地帯 Season2」と銘打たれた伊藤潤二の最新刊『エーテルの村』には、4作の短編が収録されている。あとがきで伊藤は、ストックしているネタが少なくなってきて困っていると吐露しているが、なんのなんの、伊藤ならではの奇想なアイデアが満載だ。とはいえ、伊藤自身はこの程度のアイデアでは心許ないと感じているのか、代わりにしっかりとしたストーリー構成で読ませようとしているように思える。冒頭の「塵埃の魔王」は、そんな伊藤の意図が見事に開花した傑作だ。(つづく)

2022/12/11

エル・トポ

他の本を買いに Village Vanguard に行って、これをジャケ買いしてしまいました。表題作の「エーテルの村」。いやぁ、絵がカッコイイです。もはやモダン・アートです。物理の夢の永久機関。あとがきで「作画が大変だった」と明かしているけど、十分その甲斐はあります!水害に遭った村人の死肉を食べた亀を、カラスが道路にひっくり返し、車に轢かせてその死肉を食べる。その甲羅には人の顔に似た紋様が…という「万寿村の甲羅」はメチャクチャ怖かったです。

2022/12/23

イノウエフスキー

期待を裏切らない面白さ。伊藤先生の作品は、忘れた頃に読みたくなって中毒性の高いスルメ漫画なんだと思う。4作品とも面白かったけど 塵埃の魔王、エーテルの村、が好みでした。

2023/06/06

地下鉄パミュ

流石の伊藤潤二もネタ切れ感が有る。怖さよりも奇抜さを主にして来た感じを受ける。【塵埃の魔王】伊藤潤二曰くホコリホラーだそうだ。ラストがね〜と思ってしまうが。投げっぱなし感はホラーの真骨頂なんだよって事です笑。たかが埃と侮るなかれ良くぞ話しを膨らませたと賞賛せよ!【エーテルの村】表題作だけ有って奇抜さでは群を抜く。科学的には理解不能なんですが、そこまでやってしまいますかって所まで描かれてます。人間のエネルギーの凄さよ。【怪奇ひきずり兄弟】ラストがな2。腹立つのよとにかく。【万寿沼の甲羅】亀と烏と引き篭もり。

2023/03/30

かやま

ホラーで好きなパターンとしては、主人公とそのパートナーだけ助かって、あとは全滅というのが好きなのでわりかし満足した。2話目と4話目の禍々しさが良かったかな。ホコリホラーや滑車ホラーという雑なアイデアに笑う。そこからこう話を広げられるのが流石すぎる。

2023/03/17

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