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悪人

悪人

悪人

作家
吉田修一
出版社
朝日新聞社
発売日
2007-04-06
ISBN
9784022502728
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悪人 / 感想・レビュー

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遥かなる想い

映画化され、第34回モントリオール世界映画祭で 深津絵里が最優秀女優賞した原作。  法的には殺人を犯した「悪人」に対する 著者の筆致は優しく哀しい。一緒に逃避行する 光代の人物造形を見ても、推理小説というよりも、 純愛小説で最後は涙が止まらなかった。 携帯サイトで知り合った男に殺された娘を とりまく人々もひどく哀しく、現代の病理的な 側面を確かな筆致で描ききっていると思う。 石橋佳乃 役を映画では満島ひかりが 演じていたらしい。見てみようと思う

2013/08/03

酔拳

小説の舞台が、久留米、福岡、佐賀、長崎、です。私の住んでるところが久留米でもあるので、かなり引き込まれた。そして、吉田さんの風景描写のうまさに、さらに引き込まれました。 また、吉田さんの描く人物描写のうまさはすごいと思いました。  小説の終わりの、光代の手記は、何度読んでも、涙がでそうになるのではないだろうか?

2016/04/21

そのぼん

長い上重苦しかったけど、一気に読めました。登場人物が結構多かったです。一人の人間を色んな人の目線で見ていくと、色んな側面が見えました。見方によって、同一人物でもイメージが変わるんだなと思いました。

2011/10/16

ntahima

過併読の弊害かプチ積読状態であったが図書返却日前日に一気に読み切る。主人公(祐一)より脇役達の人生が気になる。犠牲者は確かに共感はできないタイプではあるが深夜の峠に置き去りにされたあげく殺されなければならない理由がどこにあるのだろうか。客として接した塾教師の供述、父の思い、鶴田の気づきが彼女を救っている。ただ増尾と、祐一の母親の造形には深みが足りないような気がした。それと最後は風俗嬢の供述で終わってほしかった。祐一の供述と光代の回想による謎解き不要では?

2010/02/08

nyanco

寂しい、解ってもらいたい…。彼らの想いがひしひしと伝わってきます。自分は空気のようなものなの?誰かに必要だと思って貰えた時の幸せな感じは良く解ります。でも愛だとは感じられなかった。光代と先に出逢いたかったと言う祐一ですが、美保でも良かったのだろうし、殺されたのは美保や光代だったかもしれません。彼の生い立ちからくる愛されたい願望は解るのですが一緒に居てくれれば誰でも良かったのでは…と感じてしまいました。愛は相手のことを想う気持ち。祐一の最後の選択の意味が、美保から語られた言葉の通りであることを祈ります。続→

2010/08/17

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