KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

宗教聖典を乱読する

宗教聖典を乱読する

宗教聖典を乱読する

作家
釈徹宗
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-07-21
ISBN
9784022504920
amazonで購入する

宗教聖典を乱読する / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

棕櫚木庵

三大宗教+ヒンドゥー+神道+ユダヤ教についの6講.元は,カルチャーセンターの講座だそうで,おしゃべり口調や冗談が残っていて読みやすかった.「聖典を乱読する」と言いながらも,実際には各聖典からの引用は数節にとどまる.まぁ,ヒンドゥー教や神道は聖典を引用しにくいような気もするし,元の講座では聖典のプリントが配られたらしいけど.しかし逆に,その宗教の要として聖典のどこが選ばれたかが興味深かった.一番面白く読めたのは神道(「大祓詞」を引用)だったが,各宗教を対比する視点が自ずと生じ,その点でも多くを教えられた.

2022/12/23

鳩羽

装丁の雰囲気通り、シンプルにポップ、読みやすくて易しかったです。「乱読」というほど聖典を取り上げてはいません。単なる宗教の説明に終始せず、近代の発展との関わり、経済に与えた影響、日々の習慣、考え方、哲学との関係、などなど、様々なものと結び付けての解説が新鮮でした。

2009/09/15

さく

文庫化の時に『早わかり世界の六大宗教』と改題されている通り、ヒンドゥー教、神道、ユダヤ教、イスラーム、仏教の聖典の一部を取り上げ解説する。なんとなく理解できたようではあったが本を閉じるとモヤモヤと消えていった。きちんと知るなら私はもっと努力が必要。それでも入門としてとても読みやすい。神道と仏教はスッと頭に入ってきたということで、信仰を持っていないつもりでも影響を受けていることを自覚した。仏教の無畏施というのは良いなと思った。

2016/07/26

Humbaba

宗教は,それぞれ様々な戒律を持っている.その戒律は,もしかしたら論理的な意味はないのかもしれない.意味のないものを守るというのは,不合理かもしれないがそれこそが非常に宗教的であるとも言える.

2010/07/14

笹帽子

面白かった。実は俺は聖書とかもちゃんと読んだことが無かったのでいいきっかけになった。基礎知識と興味を持つためには結構いい本だと思う。

2009/09/27

感想・レビューをもっと見る