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13日間で「名文」を書けるようになる方法

13日間で「名文」を書けるようになる方法

13日間で「名文」を書けるようになる方法

作家
高橋源一郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-09-04
ISBN
9784022506337
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13日間で「名文」を書けるようになる方法 / 感想・レビュー

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佐島楓

若い読者なら、刺激を受けて視点が変わるかもしれないが、私にはもうその効用がないようである。しかし高橋先生、こういうかたこそ文学者であり教育者ではないか。自分の生き方をさらすことでしか生まれない感動があった。

2018/02/15

メタボン

☆☆☆☆ 平易な言葉による「ことば」についての鋭い洞察。明治学院大学の講義の内容ということだが、学生たちが課題で書いてくる文章が個性的で面白い。個人的にはスーザン・ソンタグの「自分について考えすぎないように」という晩年の文章が心に残った。高橋源一郎は20年以上ぶりに読むが、相変わらず平易な言葉なのに、本質というか、ハッとさせられることが多い。日本国憲法前文は確かに「理想」的で美しい文章であるが、GHQではなく、我々日本人の手による憲法が生まれる日もそう遠くはない気がする。この本の趣旨とは無関係ではあるが。

2013/11/24

仲本テンカ

高橋さんの、大学での講義をまとめた一冊。無難な名文講義かと思いきや、途中、突然に起きたできごとが衝撃的で、この講義自体がフィクションなのではないかと疑ってしまいました。また、そのできごとさえも講義に組み込んでしまうあたり、創作者の強さ(狂気)も垣間みえた気がしました。なにごとも、続けられる強さがないと、結果は出ないのかもしれません。高橋さん、やっぱり変で、凄いです。

2013/10/03

のんち

名文が書けるなんてこれっぽっちも思っていないけれど、何かヒントを得れたらいいなと手に取る。明治学院大の講義を書籍化したもの。文章を上手く書くコツ、なんていうものは提示されていないけれど、文章を書くにあたり考える、書いた文を読み返す、そして考えるの繰り返しはとても刺激的だった。引用される名文なども当然興味深いものだったが、講義中に学生が発表する文章もこれまた趣があっていい。私が書くものは不特定多数の誰か、に対するものでは無く「あなた」と「あなた」と「あなた」であるということ。少し目先を変えられそうだ!

2015/07/08

NагΑ Насy

「ラブレターを書く」;先生、結婚5回もしたのに恋愛についてまだよくわからないなんていうのですかと、学生のつっこみが秀逸。

2015/05/08

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