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親子三代、犬一匹

親子三代、犬一匹

親子三代、犬一匹

作家
藤野千夜
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-11-06
ISBN
9784022506580
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親子三代、犬一匹 / 感想・レビュー

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くろにゃんこ

家族の一年間のお話はわりと淡々としているのとページ数が多くて少々手こずりました(^^ゞなんといってもマルチーズのトビ丸が可愛くて私のもとにも欲しい♪章太のことや明彦おじさんのことと今後が気になります。祖母が見せてくれたとっておきの余興・・・ドジョウすくいに和む(笑)

2017/02/16

ぶんこ

猫を飼っていますが、犬も昔飼っていたので、楽しく読めました。特にトビ丸がキャンキャンと来訪者に嬉しさのあまり飛び掛かってしまうところでは、飼っていた犬を思い出して、幸せ気分満開。ばあちゃん、母、姉、叔父までもが皆大らかなのも読んでいて気持ちいい。美代おばあさんのような老後、なんだか羨ましかったではす。賑やかで必要とされていて、ご近所友も居て、家族は仲が良いし、孫も素直で可愛い。そして甘えてくれるトビ丸がいる。淡々とした温かな柴崎家の日々。

2017/01/05

ひらちゃん

トビ丸(マルチーズ)を溺愛している家族のほんわかした一年の物語。少しヘタレの章太、多分ずっと誰かさんに片思い中のアキおじさんは似てるね。トビ丸命の夕樹お姉ちゃんに、ちょっとズボラなお母さん、皆にあまいおばあちゃん。居心地のよいこの家をトビ丸は大好き。ゆるゆるした時間と程よい優しさを頂きました。

2016/12/23

いっちゃん

根津に住む一家の1年のお話です。取り留めのない日記を読まされているような、ぼんやりした印象ののんびりしたお話だなぁと読み終えました。新聞に掲載されていたようです。

2023/02/07

mm

高校生の姉と小六から受験を経て中一になった弟目線で語られる穏やかな日々が少しずつ積み重なり祖母の思い出の一ページとなる物語。亡くなった父親の代わりにやたらと登場する叔父さんや物書きの母など、良くもまあこれだけ平穏な日々の長編を飽きさせず、寧ろたのしく読ませてくれる。白くて小さなマルチーズ「とび丸」のおかげも大きいが普通の家族の普通のさりげない魅力がこっそりと隠されている一冊に感じた。

2023/06/16

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