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ゼフィラム─ZEPHIRUM─

ゼフィラム─ZEPHIRUM─

ゼフィラム─ZEPHIRUM─

作家
楡周平
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-12-04
ISBN
9784022506771
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ゼフィラム─ZEPHIRUM─ / 感想・レビュー

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utinopoti27

日本を代表する自動車メーカー「日工」の渡瀬社長は、社運を賭けた新型ハイブリッド車の販売戦略として、アマゾンの森林保護を打ち出します。エコカーの未来はどこに向かうのか、地球規模の環境問題が抱える課題等々、いろいろ考えさせられるテーマに踏み込んだ作品です。ただ、コンセプトは素晴らしいのですが、セリフが説明調でダラダラ長く、ストーリーが平坦で盛り上がりに欠けるのは読んでいて辛いなあと。これはむしろ、小説形式に仕立てた、世界経済や自動車産業の現状と未来を勉強する教材と見るべきなのかもしれません。

2018/06/03

ねこにゃん@しばらくつぶ少なめ

孫の誕生をきっかけに、この子達が成長した時の世の中、特に地球環境に思いをめぐらすようになった牧瀬社長とその社員たちの奮闘を描いたビジネス小説。CO2削減と自社の車の開発販売戦略、環境問題への取り組みを製品開発販売という企業活動にどう取り入れるていくべきかというモデルを提言している。サブプライムローン破綻、オバマ大統領の誕生も間接的に背景に取り込み、現実感ありで面白かったです。社員の葛藤、社会の格差等筆者の考えを登場人物に語らせている感じでした。

2014/01/26

キムチ27

執筆は8年ほど前だろうか。金融危機・サブプライムローン・自動車の日米摩擦を含めたエコ問題など今日的時事を料理した小説。そう、小説なのだ。大手自動車メーカー、日工社長牧瀬はエコカー問題の未来にブラジルの国策、エタノール燃料、消えゆくアマゾン森林、ハイブリッド技術開発を視野に置いて見つめる。北米営業戦略室畑の栗林氏・・30代の才媛、切れ者。その手腕を買って抜擢するくだりが甘すぎて私的には失速。ベンチャービジネスならあり得るけど、国運をかける自動車業界ではなぁ~。スパイスの効いた分析サスペンスが又読みたい。

2014/09/07

シュラフ

環境問題、エタノール燃料、アマゾン森林消滅、自動車業界、サブプライム、などなど新聞でよく見る記事である。凡人にとっては、ひとつひとつの記事を見ただけではその事柄が持つ意味合いはよく理解できない。それらの事柄をひとつの物語として小説にしてしまうのだから楡周平はさすがである。この物語は、自動車業界において環境対応をアピールしようとするメーカーが、エタノールハイブリット車種の開発を目指す話である。環境重視の姿勢のPR、エタノール燃料事業への参画による販売後の利益機会の創出。なるほどのビジネスモデルだ。 

2014/02/19

ゆき

楡作品には新しい発見がある、ネガティブな評論でなく、素直に着眼点に尊敬。今の話でなく過去だから意味がある(⭐️⭐️⭐️☆☆)

2014/03/23

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