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読み解き「般若心経」

読み解き「般若心経」

読み解き「般若心経」

作家
伊藤比呂美
出版社
朝日新聞出版
発売日
2010-01-08
ISBN
9784022506849
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読み解き「般若心経」 / 感想・レビュー

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ナラ

面白かったです。伊藤比呂美さんの本はどれも私にドンピシャ。お経を詩的に美しく翻訳してあって学のない私にも取っつきやすい。中でも最初に出てくる「懺悔文」が今の私には必要だ。私はこれまでになしてきたいろんな過ちを心をきりきざんで悔いていきます。いっさいがこんかいさんげー。懺悔文覚えたい。毎日毎日唱えたい。

2020/07/26

アリ子

般若心経だけではなく、観音経とかマーラーの「大地の歌」などが伊藤さんの言葉で読み解かれていて、とても読みやすいのだけど、理解できたかといわれるとそうとは限らないところが悲しい。織り交ぜられた、ご両親の遠距離介護と母堂の最期について書かれたエッセイの部分はいつものように感情移入。図書館本だったので、買って読み返そうと思います。

2015/07/15

14番目の月

本の帯「死にゆく母、残される父の孤独、看取る娘の苦悩。苦しみに満ちた生活から向かい合う日々のお経」そのものの本。 誰もが身近なものの死、老いに直面して初めて今まで遠い存在だった「死」を考えるようになる。 伊藤さんの両親の終焉を見守る心構えに圧倒されるし共感する。 私も無宗教であるが伊藤さんが訳してくれたお経を読むと涙が出た。 いい本だった。

2015/03/13

gen

宮沢賢治が法華経の熱狂的な信者なので、その法華経なるものを読破しようと一念発起したりする。著者もその一人。まずは岩波文庫から(もよくある話)。<さいしょのとこだけ読んで、あんまりの荒唐無稽さにおどろいて、『指輪物語』に似てるなあと思いながら、『指輪物語』のほうは読み通したが、法華経は放り出してしまった>も定番の行動。<もう少したんねんに読んでいけば、途中とばしてもいいから、下巻の観音経のあたり>まで読めていれば、<「虔十」のモデルになった常不軽菩薩>にも出会えたのに<惜しいことをした>とは、正に私も実感。

2020/01/16

takeapple

伊藤比呂美流般若心経というより、詩人伊藤比呂美の仏教入門、老親に寄り添うことで考えた死という感じ。父が死に、母が呆けているけれど元気で、やっとその現実を受け止めることができるようになったら、義母が手術して、入院して、叔父が亡くなり、叔母のもとに通って、初期仏教や法華経、禅、マインドフルネスを齧ってみた私の眼の前に、来るべくして来た本なのかもなあ。言葉の美しさは、やはり詩人伊藤比呂美の真骨頂だと思う。

2017/08/14

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