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大津波と原発

大津波と原発

大津波と原発

作家
内田樹
中沢新一
平川克美
出版社
朝日新聞出版
発売日
2011-05-17
ISBN
9784022508744
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大津波と原発 / 感想・レビュー

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Gatsby

平川氏の言うように、原子力は誰ひとり責任を取れない技術だったのだと思う。しかしながら、私自身も内田先生の言う「狼少年のパラドクス」に陥っていなかったのかと考えてしまう。また、「人間は自分の愚鈍さを勘定に入れる習慣がない」というのも耳の痛い指摘である。後で振り返ってみると、今まで何もなかったのはたまたまだったな、と思うことがよくある。しかし、それまでにも「このままではまずいのではないか」と思えるようなことがあったはずでは。そこで軌道修正できていないのは、私たちの愚鈍さなのか…

2011/05/22

Yusuke Oga

しきりに「文明史的な視点」という言葉が口にされているのが印象的だった。まさに、いま社会に欠けているのはこの、細切りでない、長期的な、ゆったりとした姿勢で問題を考えることなのかなあ、と思った。議論が紛糾すると、とかく自分と違う考えの相手の意見を是正しよう、というか潰す、みたいなまったく猶予のない空気がそこここでみられるけど、それはもしかして原発の問題だけではなくて、ある時期からの日本人のあらゆる傾向としてとらえるべき問題で、その結果が、たまたま「原発」といういちばん厄介な形で「ぼん」と現れてしまったのかも。

2014/12/14

Maiラピ

今回の未曾有の経験により日本人に起こる、起こったイデオロギーのパラダイムシフトの在り様、これからの思考の指針みたいなものが知りたかったのだけど、ちょっと内容は違ったみたいです。『太平洋戦争の敗北でも折れなかった“なにか”、今度こそボキっとくじけて・・・』え~太平洋戦争の敗北よりも大きな変化があるとは思えない。 『ぼくの考える“緑の党”の旗には、宮沢賢治と紀州の南方熊楠が描かれるんだ。』うんうん(^'^)

2011/06/17

くろほ

原発事故の本質は現代日本人の「よくわからないもの」に対する畏怖の欠如。原発は日本人が扱いなれていない一神教の神である。ふつうの人ではたぶんちょっと思いつけない発想だなぁ。世の中の表層的な動きに惑わされずに、その本質をじっくり考えることの大切さがわかる。頭がほぐれました。

2011/06/01

佐島楓

大震災から半年以上過ぎましたが・・・。内田先生の発言が少なくてちょっとがっかり。「原子力と神」の箇所が一番面白かった。人類は自分たちのことを過信しすぎだし、特に日本人は自然への畏怖の心を忘れすぎてしまった。「緑の党」、やりましょうよ。

2011/10/08

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