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オキシペタルムの庭

オキシペタルムの庭

オキシペタルムの庭

作家
瀧羽麻子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2012-10-05
ISBN
9784022510136
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オキシペタルムの庭 / 感想・レビュー

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ぶんこ

昔から「信ずる者は救われる」というのが宗教で、信ずる者?物?がある人は羨ましいと思いつつ、私にはどうしても信じられませんでした。 おばあさんご自身は、ご自分の行為を絶対的に信じておられるのでしょう。 悪気はないのでしょうが、莢子さんの立場になると嫌な人なのは仕方ない。 自分の愛する人が、何でも相談してアドバイスを受け、それに従っていたと知ったら、宗教うんぬん以前に嫌ですね。 最後は篤志さんも自分の意思で巣立っていかれたようで、何処かで莢子さんと遭遇して、焼け木杭に火がついたらいいな。

2015/11/11

Rosemary*

オキシペタルム(ブルースター)、澄んだ空色で星型の素敵な花の開花の季節に選んだ一冊。ほのぼの系かと思いきや、30代の女性の結婚に向けて揺れ動く心情を上手く描いた、切ない物語でした。不安の上に築く生活では、いつか歪みがでてくると思うし、二人が自分で出した決断は良かったのかな。ついつい先が気になって読み急がせられました。

2015/05/27

だまだまこ

アラサー女子の派遣社員の幸せとは?と考えさせられる物語。人生いろんな選択が増えてきたけれど、「幸せにならなきゃいけない呪い」のように、王道を目指すべきという風潮はまだまだ強い。年齢の波に乗って結婚出産するのも簡単ではないけど、流れに逆らって結婚のちらつく相手との別れを選択するのも勇気のいる決断だろうな。ハッピーエンドになるのかと思っていたからちょっと意外な結末だった。こういう人生の節目の女友達って貴重。悩みを一緒に抱えてくれる人がいるだけで、また一歩踏み出せる気がする。

2019/10/18

ゆみねこ

30代の莢子の真摯な恋愛観、恋人篤志も真面目であるが故に二人の考え思想信条の違い、特にそれが宗教であるということで悩みも深くなってしまうのだろう。生涯をともにするということは、丸ごと相手を認めると言うこと、宗教の違いは難しいんだよなぁ。文章は読みやすいけれど、中々重いテーマを書いている。上手い作家さんだと思う。

2013/05/08

風眠

私だったら・・・結婚の約束までしておいて、それなのに言いづらいって何?とか、きっと怒る、確実に怒る。主義・信条は個人の自由だし、尊重されるべきことでもあるが、これから家族になり、一緒に人生を歩いて行く人に対して、自分が大切にしている「信仰」という生き方を隠されていたら、愕然とすると思う。こんな大事なことを言ってくれない男なら、この先困難があっても立ち向かわず逃げるタイプと思う。だからね、別れてよかったんだよと、主人公に言ってあげたい。なんとなく釈然としない結末に、いつまでもモヤモヤしてしまう。

2012/12/08

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