KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ダンテの遺言

ダンテの遺言

ダンテの遺言

作家
谷川悠里
出版社
朝日新聞出版
発売日
2014-11-07
ISBN
9784022512284
amazonで購入する Kindle版を購入する

ダンテの遺言 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ren5000

ダンテの「神曲」何度か読んだことがありますが、この本に書かれている内容が一番わかりやすかったかも。ストーリーもなかなか興味を惹く内容なんですが、そこに出てくる人物描写が平坦で魅力がなくもったいない気がしました。知識の補完としてはいい本です。

2015/02/06

mikao

だんだん話に引き込まれていって、いっきに読んでしまいました。深いし、心に印象に残るセリフが多かったのが残る。ずっと遠いところに連れていってくれるような物語でした。 時代の移り変わりのなかで、ガリレオやロダンが、なぜ、どうして戦ってきたのか。歴史は改変されていたのか、もし改変されていたなら、なぜ?底のほうで深いテーマが隠されていることが読み取れます。途中で胸の痛くなるような史実も。 最後には、日本に解放の道が見いだされる。 難しいことぬきに、読む価値のある本だと思いました。

2015/01/20

kaho

おもしろかったです。知らず知らずのうちに間違った真実を鵜呑みにしてることが今もあるのかな…とりあえず、インフェルノを読んだときに買っただけで満足してた「神曲」を読まねばと思いました。

2014/12/13

ASKA

こういう作品を読むと、どこからが本当でどこからが創作なのか、すごく気になる。それくらいリアリティがある。ダンテの「神曲」が教会の手によって改ざんされていたとしたら?記録にない先達、というのは確かにいるんだろうなぁと思う。ラストシーン、良かったと思いながらも、奥さんが気がかりで心から喜べなかった。。。

2015/06/08

みろ

神の言葉を正とすれば科学的事実も曲げられた時代があったこと、そのことにとらわれ続ける信仰心篤い人々の存在など、歴史に興味があれば心引かれる話でした。こういうしがらみから離れた日本に生まれたからこそ他人事と思えるんでしょうね。

2015/04/12

感想・レビューをもっと見る