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現代語訳 近代日本を形作った22の言葉

現代語訳 近代日本を形作った22の言葉

現代語訳 近代日本を形作った22の言葉

作家
片山杜秀
荻上チキ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-10-19
ISBN
9784022513809
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あらすじ

大日本帝国憲法やポツダム宣言など、日本の近現代に影響を与えた文書や宣言を現代語訳で紹介し、解説。開国、2度の大戦を経て、日本の「戦後レジーム」はどのようにして作られたのか。戦後民主主義とその行方を論じる前に読んでおきたい一冊。

現代語訳 近代日本を形作った22の言葉 / 感想・レビュー

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あまたあるほし

全体的には、面白いのだがいくつか問題も。「日独伊三国同盟」や「日ソ中立条約」の項で荻上氏の言として出てくる「南進論」からの仏印進駐は、単に東南アジア進出だけではなく、援蒋ルートの遮断が重要な目的であったことは、多くの関係者の証言により明白。なぜかそこには触れてない。荻上氏は、保守派を「勉強不足」と一刀両断するが、ご自身も勉強不足ではないか。あと、誤植レベルでは、「関特演」は、関東軍特別大演習ではなく、関東軍特種大演習です。対談をまとめ上げたライター氏の近現代史知識には、若干の疑問が残った。

2019/01/04

きおくあたま

明治維新から日本国憲法まで約70年を、さらに80年後の今、現代語訳をした22の言葉により振り返る。近代日本がどのように幕を開け、突っ走り、つまづきながらできあがったのかが、2人の解説により実によく理解できた。

2018/12/18

おだまん

きちんとは読み切れていないのですがパラパラと。日本の今後を考える足がかりにもなるし、用語の説明も丁寧でよい参考書になるのではないかと。

2018/11/22

かじ

森友学園問題や、文科大臣が教育勅語についてコメントして問題になったときに、そもそも教育勅語ってどんなことが書いてあるか知らないことに気づき、タイムリーに出版された本書を購入。「勅語とはそもそも何なのか」ということから理解できた。当たり前だが、今日の日本が突然今の形になったのではなく、どういう経緯を辿ってきたのかということがわかる良著。太平洋戦争の解釈や憲法(改正)についての話も、本書を読んだ上で考えると見方が広がると思います。私の場合は無知だったこともあり、とても勉強になりました。オススメです

2018/12/09

のら

良書。「言葉」について、まずはその意義を語り、次いで現代語訳。最後に筆者らによる解説、というスタイル。原文は巻末に掲載。時代背景に伴い全体的にマッチョな言葉が多いですね。日本国憲法の前文が紹介されたときは、今まで使われてきた語彙との違いに思わず笑ってしまいました。それにしても、明治維新から敗戦に至るまで、天皇の存在がいかに大きかったかが分かります。ただ、坂口安吾が『続堕落論』で記しているとおり、「天皇の尊厳というものは常に利用者の道具」という側面を想起せずにはいられませんでした。お勧めです。

2018/11/01

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