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私が食べた本

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私が食べた本

作家
村田沙耶香
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-12-07
ISBN
9784022515841
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私が食べた本 / 感想・レビュー

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starbro

村田 沙耶香は、新作中心に読んでいる作家です。著者の書評集+α、まずは『バンビの剥製』に心を鷲掴みにされました。著者の感性の鋭い書評を読んでいると、どの作品も読みたくなりますが、残念ながら既読は8/38でした。これからも小説、書評、エッセイ問わず、著者の作品を楽しみにして行きたいと思います。

2019/01/06

なゆ

書評集&本にまつわるエッセイ。本を食べるというイメージは、私もよく思う。頭の栄養&心のごちそうだし。村田さんの目から入り、脳で咀嚼され、指先から文章となって綴られた書評たちは、どうしても村田さんのエッセンスにまみれているような気がして、変な期待がウズウズ。独特の表現と感性で書かれてて、既読の本も読み返してみたくなる。後半のエッセイ部分は、作家村田沙耶香ができるまで、みたいで興味深かった。こうしてニュータウンや“家族という奇妙な生き物”などが村田さんの中で熟成されてたんだなぁと。

2019/01/28

hiro

村田さんの本は芥川賞受賞作の『コンビニ人間』しか読んだことがないが、村田さんの書評を参考にして偏りがちな読書の幅を広げようと、この書評&エッセイ集を読んでみた。作品を読んだことがある作家も複数登場したが、紹介された40冊以上の本に、既読の本が一冊もなかったのには驚いた。村田さんとは、読書の好みが違うようだ。後半のエッセイでは、空想癖のある少女は、少女小説が好きで、いたずら書きの文章から小説を書きだすという少女時代のことが繰り返し登場し、村田さんの文章を書くのが好きだということが、強く伝わってきた。

2019/03/15

修一郎

自作品への想いや,ご自身が作家になるまでを綴った後半のエッセイが良かった。小説を書き始めてから大学を出て作家になるまでが特に‥ 書評についてはあまりにも指向が違うのでナナメ読み。性を強く意識した作品が多くて読み方も完全没入型,紹介された本は読まないな,たぶん。妄想癖とか自意識,文字に対する敏感すぎる独特の感覚とかが村田さんの作品の基となっているのだ。育った街への愛憎,山田詠美さんへの愛情,明朝体で字を書くと空に上って本になって本屋さんに並ぶと思っていたなんて,素敵な妄想だ。

2019/01/19

ヤスギタちゃん@鷹党で獅子党

著者の書評と本にまつわるエッセイである。タイトルの食べたいのように、本で得たものが血となり肉となりで、知識などがどんどんと増えていき、本で得たものが太っていくというのが食べたいの表現に合っているだろうと感じる。芥川賞のエピソードやコンビニ人間の原点だと思われるエピソード、小説家を志そうと思ったきっかけや、著者が本によって得た、知識や酸いも甘いもといった味覚、くせがあるもの、やみつきになるものなどが詰まった、まさに食べたいと表現したい本の内容が伝わってくるようであった。

2019/01/18

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