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身のある話と、歯に詰まるワタシ

身のある話と、歯に詰まるワタシ

身のある話と、歯に詰まるワタシ

作家
尾崎世界観
出版社
朝日新聞出版
発売日
2020-06-19
ISBN
9784022516879
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「身のある話と、歯に詰まるワタシ」の関連記事

【尾崎世界観インタビュー】濃密な対談が照らし出す、言葉を交わすことのかけがえのなさ『身のある話と、歯に詰まるワタシ』

 濃密な対話だ。ロックバンド・クリープハイプのフロントマン・尾崎世界観が、『小説トリッパー』で行なってきた対談連載が一冊にまとまった。ここに収録された対談はすべて、尾崎と対談相手、それに構成を担当するライターの3人だけで―すなわち〝密室〟で―収録されたという。

尾崎世界観 おざき・せかいかん●1984年、東京都生まれ。ロックバンド・クリープハイプのボーカル・ギターを務める。2012年、『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。16年に半自伝的小説『祐介』を上梓し、執筆活動でも活躍。著書に『苦汁100%』、『苦汁200%』、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』、千早茜との共著に『犬も食わない』がある。  

「インタビューを受けるときに、現場でパソコンをいじっている人がいたりするじゃないですか。それがすごく苦手で、興味がない人に聞かれたくないと思っていたんです。会話は、その場に5人いたら5人分の言葉に薄まってしまう。今回は文芸誌での対談連載だったので、いい意味で閉じた空間の中で、相手が自分だけに言葉を出してくれるような状況でやり…

2020/8/6

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身のある話と、歯に詰まるワタシ / 感想・レビュー

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鱒子

尾崎世界観の対談相手: 加藤シゲアキ、神田伯山、再果タヒ、金原ひとみ、那須川天心、尾野真千子、椎木知仁(以上敬称略)。各分野で独自の光を放つ、色気のある人たちばかりですね。著者はわたしにとって、こじらせている魅力的な人。これからも見続けていたい人です。

2020/07/13

さおり

尾崎世界観さんがホストの、対談集。お相手は、加藤シゲアキさん、神田伯山さん、最果タヒさん、金原ひとみさん、那須川天心さん、尾野真千子さん、椎木知仁さん。おふたりの感覚が近いからきける深い話があり、離れているからきける意外な話がある。尾崎世界観さんが大好きな私としては、対談だからこそきけた彼の考えや、懐かしいあのときのあの話が嬉しかったです。

2023/03/03

宇宙を描いた壮大な曲?星の歌?それがリアルになる尾崎世界観は全く想像つかないけれど…。その瞬間にあのバンドは終わったって思うのかな、可哀想だからもう少し我慢して聴いてあげようって思うのかな。彼にはずっと『余計なお世話だよ、ばーか』って歌っていてほしいよ。2020.06.30

2020/09/15

【ジャニーズは傷の見せ方にもサービス精神が出てしまう(尾崎世界観×加藤シゲアキ)】ある時「集中力ないから、読書はしないんです」とキッパリ言われて(えっ、読書って集中しなきゃいけないの...)って絶句した。尾崎さんと金原ひとみさんが《意志なんてほとんどない》と話しているのを読み、そんな苦い記憶がよみがえった。あるいは、理由を求めたがる社会への違和感を描いた、朝井リョウさんの『健やかな論理』とか。

2021/04/01

akarick777

7つの化学反応。引き込まれました〜。全く違うタイプの方なのに感覚が似ている所があったり、一見似ているタイプかと思いきや真逆のアプローチで言葉を繋いでいたりと、いろんな発見がありました。何より、尾崎さんっていう人をもっと知りたいと思いました。自分の感情に真摯に向き合ってて、ダメなところもさらけ出し、ちゃんと美学がある。クリープハイプ、聴くぞー!

2020/12/29

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