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そして、海の泡になる

そして、海の泡になる

そして、海の泡になる

作家
葉真中顕
出版社
朝日新聞出版
発売日
2020-11-06
ISBN
9784022517326
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そして、海の泡になる / 感想・レビュー

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starbro

葉真中 顕は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者が尾上縫をモデルに書いたバブル小説でした。 https://news.yahoo.co.jp/articles/e113b1b5b677f9051c435a5d6f28fbf5a36e7419 最近バブルをテーマに書く作家が増えていますが、それだけ魅力的なのでしょうか?私は、バブル後半世代と言われています(笑)

2020/12/11

ウッディ

バブル期に巨額の富を得ながら、詐欺と殺人の罪で捕まり獄中死した朝比奈ハル、北浜の魔女と呼ばれた彼女の人生を小説にするため関係者へのインタビューから明らかになった真実とは?戦争、バブル崩壊そしてコロナ禍、最初の楽観から 最悪のシナリオへと転がっていくという共通点、そんな時代の大波に翻弄されながら、一人の女性が、自立してワガママに生きるため犯した罪とは何だったのかと考えさせられた。ウミウシ様の正体は予想できたが、巧妙な伏線回収やどんでん返しも含め、ミステリーとしても面白く、上手い構成でした。

2021/05/02

いつでも母さん

自粛なんて贅沢なんですーこの言葉が胸に迫る今のコロナ禍とバブル経済を上手く絡めて葉真中さんの新作。『道徳に縛られず、欲望を肯定し、何人も人を殺して、ワガママに自由に生きたはずの人が幸せじゃなかったなんて』朝比奈ハルの人生を通して【幸せ】って何だろうと考えさせられるのは陽菜だけじゃないはず。私はこうして新作を読める状況に居ることだけでも十分に幸せだと感じているが・・今回うみうし様の正体は途中でなんとなく、やっぱりなぁだったが、あなたがあの人だったとは・・私はまだまだだと感じて読了に至る。

2020/11/24

utinopoti27

平成の終わりにひっそりと獄死した老女がいた。戦後の混乱期を生き抜き、バブルに乗じて築いた財産を全て失ったあげく、4,300億円もの負債を抱え、殺人まで犯した女・朝比奈ハル。本作は、彼女の数奇な人生を、関係者たちへのインタビュー形式で浮き彫りにしてゆく趣向だ。何者にも縛られない絶対的な自由【ワガママ】を得るために、異常なほど金に執着する彼女。話が進むにつれ、徐々に膨れ上がる違和感。「わたし」とは誰なのか・・。隠された真実が明らかになる時、開けた視界の先に広がる景色に言葉を失う。衝撃のミステリを堪能して欲しい

2021/02/18

ムーミン

朝から読み始めて読了しました。いろいろ盛り込まれていましたが、「幸せに生きる」ことについて、「お金」「自由な選択」とのつながりで考えさせられました。その人個々のリアルに向き合っている現実の中では、これが正解ということは言えないなと思いました。

2021/01/11

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