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クレイジー・フォー・ラビット

クレイジー・フォー・ラビット

クレイジー・フォー・ラビット

作家
奥田亜希子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2021-07-07
ISBN
9784022517654
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クレイジー・フォー・ラビット / 感想・レビュー

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シャコタンブルー

隠しごとには、匂いがある。嘘や秘密の匂いを嗅ぎ取ってしまう能力がある愛衣。そんな彼女の小学生・中学生・高校生・大学生・結婚し子供を持つ、5つの時代の連作短編集。友人の嘘を見破るのは辛く苦しいのは事実だ。小学生時代に友人に嘘をつかれた事は哀しいが、もっと辛い事は自分自身が平然と嘘を付き相手を傷つけてしまった事だ。だからうさぎ小屋での出来事は最も印象に残った。大人になるに従い、嘘は当たり前の世界に直面していく。だから、愛衣がその特殊能力を大人になるに従い、どう使用し、どう抑えていくのか興味があったのだが・・

2021/07/29

紅茶タイム

やっぱこの作家さん好きだー。みずみずしさがたまらん。愛衣という少女の小六から34歳までの成長物語。実際のニュースも絡めて描かれててリアリティ抜群。等身大さが良い。友情問題の描きかたがうまい。愛衣ちゃんいいこだな。清々しく温かい読後感です。かなりオススメ。

2021/07/27

K1

それぞれに建前と本音がある。歳をとったからといって上手いこと使い分けできるものでもないけれど、使い分けることで人生や人との関わりがなんとかなるとか、なんとでもなるわけでもないーそう考えると人生は死ぬまで修行なのかと思わなくもない。

2021/07/24

波多野七月

女子と女子のどこか緊張感をはらんだ関係に、「覚えがある」と感じる女性読者も多いだろう。あの子の、一番の友だちになりたい。あの子のようになりたい。女の子同士の友情は、いつだって少しの嫉妬と特別な熱をはらむ。昭和から平成にかけての出来事が細部まで書き込まれており、リアルな臨場感と共に目の前に迫ってくる。かつて通りすぎた時代が、郷愁となって胸をつく。かつて仲の良かったあの子は、今どうしているだろう。この小説のなかに、あの頃の私がいました。

2021/07/22

こば

もう!!!!本当に!!!好きです!!! 奥田亜希子さんのファンになって早2年。 自分の中のベストはやっぱり『五つ星をつけてよ』なのですが、このクレイジー・フォー・ラビットはそれに迫る作品でした。朝日新聞出版から出ている文芸誌『小説トリッパー』に連載しているときから、なんて文章を書くんだろう!!とドキドキしていましたが、こうやって一冊になって読むとまた格別。 この良さをもっと色んな人に知ってほしいなぁと、思わせられる一冊です。

2021/07/28

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