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なにわ橋づくし

なにわ橋づくし

なにわ橋づくし

作家
露の五郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
1988-09-01
ISBN
9784022558497
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なにわ橋づくし / 感想・レビュー

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犬養三千代

久しぶりに露の五郎師匠の語り口を思い出す。四天王と言われた方々とは違うルートで咄家にならはったと聞き及んでいる。博覧強記とは知っていたが、これでもかと語られるなにわの橋にまつわる歴史やエピーソードは面白い。昭和の終わり頃の本なのであれから三十年余り、今の景色を探検したい。

2020/06/16

わ!

大阪の橋の本。今まで「大阪の橋」や「大阪の橋ものがたり」などの本を読んだが、さすがに堀川の町大阪だけに、橋に対する思い入れも強い。大阪は八百八橋と言われるが、もちろんそれは「橋の多い場所」という意味に過ぎず、実際の橋は(数え方にもよるが)130前後である。しかし、江戸の町は公儀橋が多いにもかかわらず、大阪の町には、住んでいる町人が私財を出して掛けた町橋が多かったというのが理由かもしれない。そんな思い入れのある大阪の橋が、噺家さんの口調で語られる(書かれている)のは、読んでいて楽しい。

2018/05/16

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