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ベラルーシの林檎

ベラルーシの林檎

ベラルーシの林檎

作家
岸恵子
出版社
朝日新聞
発売日
0000-00-00
ISBN
9784022566737
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ベラルーシの林檎 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

女優としての岸恵子さんは、お顔とお名前は知っているものの、映画やTVドラマで見たことはない。本書は、彼女の原体験であり、大きな転換点となった横浜大空襲をプロローグに紡いでゆく連作エッセイ集である。NHKの衛星放送草分けの頃、キャスターとして新たな活動を始めてから、それまでは隠れていた本領を発揮し始める。ジスカール・デスタン元大統領や、当時大統領選出馬の噂のあったイヴ・モンタンとのインタビューの実現、(決死の)イスラエル行など凄まじいばかりの活躍ぶりだ。彼女のエッセイは、「知」が主導する。「情」は奥深くに⇒

2018/12/27

音姫

時代を感じるが、知性と好奇心に溢れたエッセイ。日本だけで生活していたら決して考えることはなかっただろう人種、宗教、出自、課せられた宿命。特にユダヤ人については少々複雑だが、興味深い話の数々が語られる。今では、すっかりIT国のイメージが定着しつつあるバルト三国、エストニア。この頃は、まだEUに加盟しておらず農業中心。ここ約20年の大きな世界の動きを驚かずにはいられない。そして同時に、この頃と変わらず頻繁に起こっている無差別テロに、人間の愚かさを感じ悲しく思う。

とよぽん

読友さんのレビューに触発され、岸惠子さんの著書を初めて読んだ。その文章の力強さ、美しさ、世界情勢への造詣の深さに圧倒された。書名のベラルーシに関することが書かれてないという感想をアップした人もいたが、このタイトルは、長い歴史の中で国境が動く陸続きの国々の人たちの暮らしを、象徴的に表現したものだと思う。そして、岸惠子さんほど日本人を客観的に見ている日本人はいないのではないかと思った。改めて、自分は井の中の蛙なのだなと感じた。日本中心は自己中心と同じ根だ。もっと、世界の中の日本をとらえたい。

2016/02/20

Honey

真っすぐで、しなやかに、生々しく、活き活きと… 自然体で生き抜かれている印象。カッコいい。 自分も、豊かな?感受性を殺さず生きていきたいと…先は短けれども、思いました。

2020/11/11

Hiro

★★★★☆日本人の矜持を感じるエッセイ。すごい。

2015/01/10

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