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屈せざる者たち

屈せざる者たち

屈せざる者たち

作家
辺見庸
出版社
朝日新聞出版
発売日
1996-03-01
ISBN
9784022569554
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屈せざる者たち / 感想・レビュー

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若冲

深作欣二が好きだ。たぶん、任侠映画の影響で。船戸与一の本も読む。北林谷栄も好きだ。ただ、これらが地下鉄サリンを始めとする破防法成立近辺に描かれた物だからなのか

2013/05/20

メルセ・ひすい

深作欣二、左幸子、遠藤実、西江雅之らが自分史、震災、オウム、破防法、家の崩壊、文学、映画、暴力などを語る。人生の達人たちの魂の声。注目の原一男VS辺見庸、15時間激突マラソン対談併録。

2009/01/01

eazy

対談集だが抜群に面白い。

2002/12/02

Maumim

15年前の対談集で引き合いに出されるのは、阪神大震災と地下鉄サリン事件。そして、原子力発電の問題。 「原子力発電所にしても、何かミスがあるかもしれないということは考慮に入れてない。」 「原子力発電という文明の最先端のハードウエアと愚昧な政治の同居」。 そして、震災。 「阪神大震災のときにカダフィが『天罰だ』と言って、政府は抗議した」りしたのか。 都知事は、カダフィ大佐と思考回路が同じってことか。

2011/04/18

nonpono

「ものを食う人々」で著者を知り読んだ95年から96年の対談集。話題はやはり、オウム真理教あたりに。深作監督、左幸子、松本サリン事件の被害者である河野義行さん、遠藤誠弁護士、、原一男監督が登場。重厚だが、どこか大人の余裕を感じる対談集。遠藤誠弁護士との悟りについての問答が興味深い。辺見さんが原一男監督に語る作家論。「作家はずるくなきゃやれないんだと思うんですよ。例えば僕のセックスを原さんに映像表現されるくらいなら、僕はやりながら原稿を書いたほうが、まだましだな。布団から手を伸ばして」。それぞれの業が滲む。

2023/04/13

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