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いじめの時間

いじめの時間

いじめの時間

作家
江國香織
角田光代
稲葉真弓
野中柊
湯本香樹実
大岡玲
柳美里
出版社
朝日新聞出版
発売日
1997-04-01
ISBN
9784022571496
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いじめの時間 / 感想・レビュー

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takaC

後味悪し。中年オジサンが読むための本じゃないような気がした。なんとなく。

2016/04/22

澪*

一言で言うとよくない作品集。江國香織さんの「緑の猫」と稲葉真弓さんの「かかしの旅」はよかった。だけど、そのほかの作家の作品はちょっと…。有名な作家がそろっていただけに残念さがハンパない。いじめられている子がもしこれを読んでも、余計いやな気分になるだけだろうな。いじめの事実を淡々と述べた、冷酷で冷徹な作品(言い過ぎではない)だと思う。いじめを軽く甘く見ているような気がする。作者たちのなかの「いじめ」は、いったいどんな形をしているのだろうか。少しは重松清さんの「十字架」を見習えと思う。

2013/11/06

miki

タイトル通りいじめをテーマにした短編集。暗くて、救われず・・・正直読まなければよかったと後悔。特に亀の話は動物虐待の描写がきつかった。

2016/06/29

まころん

つらい。なんで読むことにしたんだろ。角田光代だからって。再読だけど柳美里が圧巻。いじめる側の問題、家族との関係に踏み込んで書いてる話が多くて興味深かった。作者ごとのいじめの捉え方、係わり方の違いというようなものも浮き彫りになり興味深い

2015/09/22

Satofumi

これまで読んだ中で、人に薦められない小説ナンバーワン。これは自ら選ばないと読めない気がする。 テーマがテーマなだけに全体的に重たく書かれている印象だったけど、江國さんの話のようにふわっと匂わせるぐらいのほうがハッとさせられる。

2016/05/16

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