読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

あなたと読む恋の歌百首

あなたと読む恋の歌百首

あなたと読む恋の歌百首

作家
俵万智
出版社
朝日新聞社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784022571632
amazonで購入する

あなたと読む恋の歌百首 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KEI

毎週朝日新聞に掲載た相聞歌をまとめた本。歌の解釈とご自身の経験を踏まえてあり分かりやすかった。興味深かった歌は生命の起源を遡って恋を歌い上げたものだった。例えば、水原紫苑「われらかつて魚なりし頃かたらひし藻の陰に似るゆふぐれ来る」白蓮「幾億の生命の末に生まれたるこの心そと並びけり」また意外だったのは自らの不倫を詠んだ歌だった。北原白秋の歌は姦通罪で拘置所で詠み、伊藤左千夫も妻子がありながら堂々と詠んでいた。角倉羊子「君がふと冷たくないかと取りてより絡ませやすき指と指なり」は分かりやすくこんな歌を詠みたい。

2021/09/09

こなつ

俵さんが一日一首選んだように、私も一日多くて三首読んでいき、本を読み終えるのに3ヶ月以上かかった。私が選ぶベスト3を記しておく。 ベスト1、重吉の妻なりしいまのわが妻よためらわずその墓に手を置け こちらの歌は涙がこぼれた。 ベスト2、全存在として抱かれいたるあかときのわれを天上の花と思わむ 凄く幸福を感じる歌だと思う。 ベスト3、いちにちを降りゐし雨の夜に入りても止まずややみがたく人思ふなり 綺麗な歌だとこんな風に私も思いたいと願う。

2016/12/30

柏もち

昭和に読まれた物が多い、近現代の恋の歌百種とその解説。様々な恋の形を垣間見れて楽しく、著者の体験を交えた解釈に感心した。良いなあと惹かれた歌は数あるが、一番「すげぇ!?」と思ったのは白秋の「君かへす朝の舗石のさくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ」で、歌の背景の説明を読むと、よくこの短い言葉の中にこれだけのことを込められたものだ、と感心する。

2016/04/05

双海(ふたみ)

岡野弘彦と山崎方代が気になりました。たしか岡野氏は平成26年度の明治神宮献詠会の選者を務めておられますね。

2014/01/24

とっても素敵な短歌がたくさん書かれていました。わたしが特に好きなのは、「美しき誤算のひとつわれのみが昂りて逢い重ねしことも」「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」「会ひすぎるほど会ひしかどしだいしだいに会はずなりいまはまつたく会はず」

2016/01/15

感想・レビューをもっと見る