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村上朝日堂夢のサーフシティー CD-ROM版

村上朝日堂夢のサーフシティー CD-ROM版

村上朝日堂夢のサーフシティー CD-ROM版

作家
村上春樹
出版社
朝日新聞出版
発売日
1998-06-01
ISBN
9784022572547
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村上朝日堂夢のサーフシティー CD-ROM版 / 感想・レビュー

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優希

凄いゆるい感じがします。村上さんってこんな人だったのかと改めて思いました。HPやフォーラムを利用しての読者とのやりとりなどいいですね。肩肘張らずに読めるし、イラストも楽しめました。村上さんが身近になりますね。

2017/03/11

Y2K☮

平和過ぎるエッセイ&読者からのメールに対するゆるゆるな回答集。98年発行だから、97年のヤクルト優勝がよくネタになっている。懐かしい。小早川の開幕三連発があった年だ。偶然だけど今読んでいる「決めて断つ」の黒田博樹がカープに入団したのも同じ年。新日本プロレスでずっと燻っていた蝶野正洋がnWoで大ブレークしたのもそう。この時点で春樹さん、もう48歳なんですね。それでフルマラソンやトライアスロンをしっかり完走している。私も見習ってもう少し体力つけます。働きながら粘り強く小説を書くには健康第一。まず元気で行こう!

2020/07/17

Y2K☮

98年刊行。2年前に図書館で借りたエッセイ集。神保町の「神田古本祭り」で見つけて衝動買い。内容は相変わらずゆるゆる。ただ著者のバイタリティに驚かされる。48歳でトライアスロンとは。当時の彼は日本を離れることも多かったが、どうも事務所を青山に構えていたらしい(水丸さんも)。知っていれば、山陽堂書店で偶然顔を合わせるようなことが起きたかもしれない。作家になりたいと伝えたら、きっと彼らなりの言い回しで励ましてくれただろう。ブルータスのムック買おうかな。CD-ROMに入っている春樹さんと水丸さんの肉声対談も貴重。

2022/11/04

うーちゃん

村上朝日堂・番外編のような一冊。村上朝日堂はどれも楽しくておかしくて大好き。私も「フィフス・エレメント」の、「Vで始まる言葉には・・・」っていうブルース・ウィリスの台詞が好きで、村上さんにはちょっとしたミラクルを感じてしまった。あと笑ったのが、村上さんは日常会話でも比喩表現を使うみたいで、奥様に「私にまでいちいち気の利いたたとえを言うのはやめてよね」と怒られるのだそう。すごいなあ。「このカーディガンどう?」「いいと思うよ。まるで玉葱の薄皮のように軽そうだね」とか、言っちゃうのかな(笑)

2017/05/18

抹茶モナカ

眠っている実家のパソコンの環境でCD-ROMが読めたので、帰省する度にコツコツ読みました。なんとか、読破しました。ラブホテルの名前だとか、緩い話もあって良かった。村上さんは、車の運転中に信号で停車したら歯磨きをするとエッセイで書いていたけれど、この当時はその習慣がなかったようで、「信号で停まったら歯磨き」する人の目撃情報のメールに驚いていて、そこから自分の習慣になさったのかな、と、思ったりして。有名な『卵と壁』の比喩もこの時期のメールの回答に既に見られる。電子書籍化しないのでしょうか。

2015/10/29

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