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マダムの幻影

マダムの幻影

マダムの幻影

作家
藤本ひとみ
出版社
朝日新聞出版
発売日
1999-09-01
ISBN
9784022574299
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マダムの幻影 / 感想・レビュー

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逢日

再読だが登録漏れ。前半のエロを通り過ぎる3分の2あたりから読み応えが増す。マリーアントワネットの裁判記録、と言うより供述記録。進退窮まる中で、これだけの答弁をしたのは鳥肌立つ。助祭の過去はいいから、裁判をもっと読みたかった。マダムの造形が巧みで哀しさが増す。王妃と一緒に描かれているあどけない姿が蘇り、マダムの頭上を通り過ぎた嵐の重さを思う。

2018/09/15

半べえ (やればできる子)

★★★

2015/08/30

ペルー

実際は2000年に読みました。読書記録が出てきたので追加。フランスの革命期の話はおもしろい。

2006/04/09

おおくま ねこ

マリー・アントワネットつながりと作者の藤本ひとみつながりで読んだ1冊。革命後の物語。三人の主人公たちは、激しい革命の嵐に翻弄されてその人生を狂わされた聖職者、弁護士の娘だった娼婦、そして王女。回想録の部分は面白く、マリーの言い分や弁護士とのやり取りは良かったが、主人公である聖職者に対してどうもこうも感情移入できない。見た目にもそして精神的にもグロテスクな部分が強調された物語でした。読書もエンタメなんで私の嗜好にはNG。

2007/03/11

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