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家庭の医学

家庭の医学

家庭の医学

作家
レベッカ・ブラウン
柴田元幸
出版社
朝日新聞社
発売日
2002-10-10
ISBN
9784022577986
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家庭の医学 / 感想・レビュー

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紅香

この作品はノンフィクション。癌に侵された母を看取る手記。奇しくも私も母の入院、手術を経て肉体の儚さを軽さを思い知らされたばかり。色んな想いが言葉が匂いが重なる。。沢山のチューブに繋がれた母を見たあの日から隣にある死を感じずにはいられない。臓器を切り取られ、与えられたものをいつか全部返した時、空に還っていくのかと少し軽くなった母と死と向き合いながらそれでも最後の1gまで穏やかな記憶をお互いに刻むことを祈りながら願いながら生活してる。還る場所が無であってもそこは良い場所であってほしいと思わずにはいられない。

2015/03/23

長谷川透

各章の題が一般的な「家庭の医学」の事項名となっており、冒頭には辞書的な説明が添えてある。治療困難な症状や療法を綴る言葉も病気とは無縁な読者にとっては無機質で現実味を欠く抽象的な語でしかないのかもしれない。ところが物語――と呼んでもよいだろう――が始まると『家庭の医学』の言葉は我々の日常に接近し、ときに読者を限りなく死に接近させる。死とは言っても、それは恐ろしいものではない。自然死だろうと病に倒れようと死は不可避なものであり、大袈裟に驚き慄くものではない。著者の言葉のように静謐の中に訪れるものなのだろう。

2013/05/11

冬木楼 fuyukirou

元気だった母親がガンを患い、治療の経過と亡くなったあとの見送りまでのノンフィクション。貧血から始まりだんだん弱っていく様子が淡々と描かれる。身近な人をガンで亡くした時のことを思い出した。最後の葬儀と埋葬のところは日本とあまりに違うのでとまどってしまった。どちらがいいというわけではなく、こんな形もあるのだと。

2016/11/21

積読本消化中

母親の発病から亡くなるまで、淡々と書かれている。ドラマチックでない、感動とも違う。「あーうちもこんなんだったな」という懐かしさと、いつか自分も・・・という怖さ。いや、懐かしさはちょっと違うかな?とにかくページは薄いけと、内容はめちゃめちゃ重い。

2014/12/29

あこ

ノンフィクション。お母様ががんを患ってから亡くなられるまでのお話。余計なものがなく、ありのまま淡々と語られているから、よりリアルに感じるのではないでしょうか。

2015/01/11

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